女性の世界にありがちな人間関係の悩みといえば、陰湿な手口によるいじめです。意地悪な女には、ある3つの特徴があります。
この記事では意地悪な女の特徴と対処法をご紹介します。
意地悪な女の特徴
意地悪な女は地域や職場、趣味のサークルなど様々な場所に一定数はいるものです。代表的な手口は嘲笑ってバカにしたあげくマウントを取る、憎まれ口やイヤミを言って挑発する、無視、仲間外れ、評判を貶めるための陰口や噂話など。
それをするためには自分に加勢してくれる仲間が必要なので、傍らには常に取り巻きを侍らせ、集団で行動します。
子供の世界にいたいじめっ子がそのまま成長したような内面を、精一杯大人のフリで「いい人」に見せかける演出だけは怠らないのが大人のいじめ。その手口は実に周到で狡猾そのもの。
以下に代表的な特徴を挙げていきます。
1.年齢の割に幼稚
とにかくやり方が幼稚で精神年齢2〜3才くらいに感ます。しかもセコい。例えばみんなに配るお菓子を、ターゲットにだけ配らない、というのは日常茶飯事。
たかがお菓子、「いい大人が」と呆れつつ、あまりの子供っぽさに失笑してしまいます。
世間体を気にする
人前では一応挨拶をするけれど、仲間がいるときや人目がないところでは露骨に無視するのも代表的な手口。
多くの人の目がある場所では露骨ないじめをしません。でもわざとらしくため息をついたり嫌な顔をしたりと、周囲にはわからないように、ターゲットにだけは悪意がしっかり伝わるような小賢しい行為をしつこく繰り返します。
その目的は、周囲にバレない範囲でターゲットを精神的に消耗させること。ここまでくるといじめそのものを楽しんでいるようにも感じられます。
一応頭の中ではやっていいこと・悪いことの区別はついているようです。
ただしそれは一般的な良心からではありません。自分の「いい人像」を保つために、人前では後ろ指を指されないよう気をつけているだけです。だから目立たない場所でセコセコと意地悪な行為に励むのです。
権力者に弱い人や人から良く見られたい人ほどこういった卑しい手口をよく使います。
2.かつて批判してた人と同じことをする
とにかく批判家。なんでもかんでも批判と否定から入る。当然悪口も多いです。
それだけ細かいことをチェックできるのは、暇で暇でしかたがない表れ。もっともらしい理屈をこねて、偉そうにあれこれダメ出ししては自分の存在をさかんに誇示します。そんな時は「自分の正しさアピール」に必死で、御高説をまくしたてては立派な人を演じます。
でもその後がいけない。他人に厳しく自分に甘い。かつて批判してた人と全く同じことを、自分も平気でしでかします。
だから「人のことを言う権利があるのか?」となるのですが、正当化がうまいので、あの手この手であらん限りの苦しい言い訳を重ねます。
論点のすり替えなど見る人が見ればかんたんにわかりますが、当人は見透かされていることがわからないようです。
なぜそうなるのか?
その場を乗り切ることにしか意識が向いてないからです。その場しのぎの適当な言い訳ばかり・嘘の塗り壁ばかりをしていれば、自分が言ったことなどいちいち覚えてられるわけありません。
毎回言うことが違う矛盾だらけの言い訳を、恥ずかしくもなく平気で言えるのはこのためです。
当然発する言葉も軽いし、軽薄で上っ面、調子が良いだけという印象を受けます。
3.異常に嫉妬深い「コミニュティ・クラッシャー」タイプ
どんなことにでも嫉妬します。その中で特にこだわるのは「誰と誰が親しくしているか」という部分。そこに割って入り込み、他人の人間関係・信頼関係を壊して喜びを得てるのか、選りすぐりの低レベルの人間ばかりを集めて、自分にとって居心地の良い世界を作るための派閥拡大でも目論んでいるのか…?
おそらくその両方でしょう。人を利用するのは大得意ですから。
取り巻きはいても真の友達はいない
そんなことでしか優越感を抱けないのは、これまでの人生で取り巻きは作れても、まともな人間関係を築けなかった証です。(その取り巻きもまた自己愛やボーダーなど、ロクなのがいないというお粗末さ)
真の友達がいるなら、他人の交友関係なんて興味ないはずです。
このように表面は突っ張っていても、中身は空虚。がらんどうの自分を埋めることに精一杯です。なので愚痴も多いし、被害者意識は異常に強いです。
意地悪な女への対処法
以下の記事にも書いたように、意地悪な人にはスルー力で乗り切るしかありません。
相手は変わらない・変えられない・変えてあげる義務もない
相手を変えようなどと無駄な労力に時間を費やしてはいけません。大人になってまで陰湿ないじめをする人につける薬はどこにもありません。不治の病だと思って潔く諦めましょう。
攻撃されてもまともに関わってはいけません。「ヤバい」と思ったら、無視してソク距離を取りましょう。
仮にいっとき相手が有利で、あなたがハブられて不利な立場に追いやられる時期があるかもしれません。
でもご安心あれ。誰かをいじめることで団結するグループなんて絶対に長く続きません。そういう人が作る人間関係は脆いので、いつか必ず綻びが露呈します。
また有利・不利も表裏一体。悪い時期だけが永遠には続きません。
これは相手についても同じことが言えます。今、意地悪女が幅をきかせていたとしても、ずっとそのポジションを守れるわけではありません。
もしかしたら周りもとっくに気づいているけど「あの人はああいう人だし、関わると面倒だから」みたいな理由で適当に調子を合わせているだけかもしれません。
一部の幼稚なトラブルメーカーが幅をきかせている悪質な環境にはよくあることです。
世界は驚くほど広い
悪い時期だからこそすべきことがあるとするならただひとつ。あなたはあなたにとって居心地のいい環境に身を置き、心から信頼できてリラックスできる人とだけ交流を続けましょう。
仮に世界中を敵に回したとしても、たった一人でも自分を理解してくれる人がいてくれば、それが必ず大きな力になるはずです。
今の環境にそれがないなら、別のフィールドで探しましょう。どこかに必ずほっと一息つけるような場所があるはずです。「ここしかない」と思うから苦しくなるのです。
世の中は驚くほど広いです。狭い世界でマウントを取りたがる人の呪縛からは、さっさとおさらばしましょう。これは逃げではなく自分が幸せになるための前向きな選択です。
同じ土俵に立たない
意地悪な人から逃げるのは、決して負けではありません。
同じ土俵に立たない限り、勝ちも負けもありません。「勝負すらしてあげない」くらいの気持ちで堂々としていましょう。あなたは何も悪くないのだから。
可能であればスパッと環境を変えるのがいちばんの早道ですが、何らかの事情で物理的に距離を取るのが難しい場合は、自分の中で相手との付き合い方に関するルールを作るのも一つの手です。
例えば必要最低限の会話(挨拶や連絡事項程度)はするけど、自分のプライベートについては一切語らず、それ以外の不要な接触も一切しない、視界に入れないといった工夫が必要です。
イラッとしたら?
とはいえ、あまりにも幼稚で露骨ないじめを頻繁にされたら内心穏やかではいられないと思います。そんなときはこう考えてみてください。「相手はIQの足りない気の毒な悪ガキ」
自分と同じ大人だと思うから心が苦しくなるのです。でも相手が右も左もわからない、脳も心も未発達な悪ガキだったらどうでしょう?
精神年齢2〜3年才。うちの犬の方がはるかに賢いです。そんなのを相手に目くじら立てることの方がバカバカしいと思うし、恐怖なんて感じないはずです。
「いやいや悪ガキだなんてもったいない。相手は人間じゃない」と思うなら、石ころとか錆びついたネジにしてもいいのです。
「使えないネジだなぁ、邪魔で役ただずの石ころだなぁ」とは思っても、そこらに転がってる石ころやネジなら腹立たしさは軽減するのではないですか?
このように気持ちの上だけでも同じ土俵ではないはるか遠い距離まで離れて、斜め上から生暖かく「気の毒な人」と憐れんであげましょう。
いざというときのために弱点・コンプレックスを把握する
相手の弱点やコンプレックスは、相手が頻繁に使う言葉からも確認できます。
例えばやたら「私は年だから〜」が口癖の人。自分を卑下してるかのように振る舞いながらその言葉を連発する人は、実は自分の年齢に強いこだわりを持っている証。他人から言われたくないから先回りしてその言葉を口にするのです。
意地悪な人は自分がされて嫌なことを他人にするので、攻撃するときは自分がもっとも言われたくない言葉をそのまま相手にぶつけます。
そう考えると、相手に何を言われても余裕に感じるのではないですか?
そのため日頃の言動をチェックして、相手のコンプレックスを見極めておくといいでしょう。
いざというときのために証拠を残す
音声・動画・人の目(目撃者)などは確たる証拠になります。日記形式の文章も立派な記録になります。できるだけ正確な記録を残すクセをつけるようにしましょう。いざという時の助けになるはずです。
意地悪な人の願いを叶えてはいけない
「相手がそれ(意地悪)をする原因と目的はなんだろう」を考えてみると、おのずと相手のコンプレックスが見えてきます。
例えば相手があなたの評判を落とすために悪口を言うのであれば、あなたの評判の良さに対する嫉妬なので、あなたはもっともっと良い評判や信頼を得るように自分を高めればいいのです。
良いポジションにつきたいからとあなたを貶めるのなら、誰にも有無を言わせないような結果を出して、相手がつきたいと思うポジションにちゃっかり座ればいいのです。
あなたの幸せに嫉妬しているなら、もっともっと幸せになって余裕を見せればいいのです。
あなたの困った顔を見たくていじめを働く病的な人にはビクビクしたり、困ったそぶりを見せてはいけません。ぜったいに相手の目的を叶えてはいけません。
このように意地悪な人がいちばん嫌がることを正攻法でやってのけるという目標を作り、その目標達成に向けて日々淡々と涼しい顔して生活すればいいのです。
やがて相手はカッカしてブーメランで自滅し、事態は好転していくはずです。