Essay

絶対に付き合いたくないコバンザメのような人

絶対に付き合いたくないコバンザメのような人

「コバンザメのような人」とは、力のある人、強い影響力を持つ声の大きい人、目立つ人にはいやらしいほど媚へつらい、調子よくゴマをすって自分のポジションを確立しようとする人のこと。

人の判断基準は「誰に取り入れば、自分が得をするか」という損得勘定のみ。自分がおこぼれをもらって得をするためならなりふりかまわず金魚のフンのようについて歩きます。

また権力者の意見を自分の意見のように言うのは権力者の共感を得るためで、自分を売り込むための常套手段。このように自分の発言ひとつとっても「どう喋れば権力者に気に入られるか」に意識が向いてます。

そのため発する言葉がどこか白々しくて軽いのが特徴です。

見ているだけで不愉快なコバンザメ女

私の近くにもそんな人がいます。

その人の場合はただゴマをするだけではありません。力のある人にくっついた途端、自分が偉くなったと勘違い。挙句、自分と同等、もしくはそれより力のない人には上から目線で横柄な態度を取り、時にはハラスメントまがいのようなことまでします。

その落差が激しすぎて、それがあまりにも顕で、見ているだけで不愉快な気分になるので、ふだんはなるべく近寄らないようにしています。

ところが会議で運悪く、そんなコバンザメ女と隣同士になりました。おかげで4時間の会議がその10倍くらいの時間に感じて、終わったときには疲労困憊。ちなみにこの人です。

関わってはいけない人の特徴
関わってはいけない人の特徴下手に関わるとロクなことがない邪悪な人と運悪く会議の席で隣同士になりました。 昨日私に失礼な態度をとってブチギレた人物です。邪悪な人と...

案の定会議中、力のある人にはヘラヘラと媚びを売りまくり。必死になってあちこちにお愛想笑いをして歩いてました。

大人ですから、生きていく上で時には社交辞令も必要だということは重々理解しています。

でもこれほどなりふりかまわずとなると、「この人にはプライドってものがないのかしら?」と思うのです。

それだけ渇望している良いポジションが欲しいなら、努力の方向をゴマすりに費やさず、真っ当な形ですべきことを着々とすればいいのに…。

正攻法で戦えない小者だから、必死にゴマをすって権力者に寄生して生き延びようとしているのでしょうね。

コバンザメの最大の餌は「他人のミス」

会議でちょっとしたトラブルがありました。会議に出る人のお弁当を発注したのですが、手違いで出ない人の分まで発注してしまい、廃棄するのももったいないということで、出ない人にお弁当を持ち帰らせる状態になりました。

みんながそれに気づいて「え?あの人、会議に出ないのにお弁当を持ち帰っちゃったの?」みたいな流れになったのですが、いちばん大騒ぎしたのはそのコバンザメ女。

「信じられない、図々しい」
「どういう神経?」
「常識では考えられない」

といった具合に、取るに足らないことを大げさにあげつらっては喜々とした表情を浮かべてました。

ふつうに考えれば発注した側の凡ミスで、持ち帰った側が叩かれるのはおかしな話です。

「次から気をつければいい」だけで済むかんたんな話なのに偉そうに批判している卑小な姿を見た時、思わず心の中でこうつぶやきました。

「ナニサマ?」

そう、コバンザメ女の餌は他人のミスです。

誰かの些細なミスをあげつらって大袈裟に批判することで、自分の正しさを証明できると信じているのです。誰かを「非常識な人」にすることで自分を「常識人」に仕立てたいのです。

これを逆に言えば、それしか正しさを証明する手立てがないということです。だから他人のミスを見つけると、嬉々として大騒ぎするわけです。

これぞ深刻な環境汚染

実力もないのに汚い手を使って良いポジションを得ようと躍起になるだけでも十分いやらしいのに、それに輪をかけて最悪の人間性を兼ね備えたような人が、もしその人が切望する良いポジションを手に入れたとしたら?

さぞかし、その世界は最悪の環境になるでしょう。

そうならないことを今は祈るしかありません。

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蒼 じゅりあ
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サイト名の「Un Jour」とは、フランス語で「ある一日」という意味です。日々の記録・エッセイをまったりと綴っていきます。
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