Essay

陰湿ないじめは理由も対処法も意外とシンプル!

陰湿ないじめは理由も対処法も意外とシンプル!

人がいる限り、いじめはなくならない…。

今、陰険ないじめを受けている方にこう言い切ってしまうと、希望も光もなくなると思いますが、これは事実です。意地が悪い人は死の直前まで憎まれ口を叩きます。「死ななきゃ直らない」とはよく言ったものです。

感情に左右される子供とは違い、経験も社会的立場もある大人がなぜ誰得にもならないいじめを行うのか?

それがこの記事のテーマです。

実際私の周囲にも、「なんでこんなに底意地の悪い人がこの世にいるの?」と、呆れてしまうような人をたまに見かけます。

そんなとき、よく考えます。

蒼じゅりあ
蒼じゅりあ
この人たちがいじめをする目的はなんだろう?
そういうことをして、この人は本当に幸せなのかな?
いや、しあわせじゃないからなんの得にもならないことをするんだろうな…

あなたが今、もし誰かから陰湿ないじめを受けているなら、まず相手の目的について考えてみましょう。するとほんの少しだけ心に余裕が生まれます。記事の後半では、陰湿ないじめへの効果的な対処法もお伝えします。

脅威を感じている

ひとつの例として、永遠のテーマとされている嫁と姑の問題に目を向けてみましょう。

最近は露骨な嫁いびりをするお姑さんはだいぶ少なくなりました、表面的にはね。しかし嫁と姑の関係は、どんなに時代が変われど、多少の確執はつきものです。

なぜ嫁いびりをするのでしょう?

それは、自分の立場が脅かされるかもしれないという脅威が原因です。嫁側に姑を脅かしてやろうという気持ちはサラサラなくても、姑側はそうではなく、「若さ」に対する劣等感や嫉妬、将来への不安があります。

居場所の確保

今はまだ元気でも、確実に年老いていくのは明白。足腰だっておぼつかなくなる。やがてはシモの世話にもなるだろう…。若さでは、どうしたって勝ち目がない。

そうなれば自分の居場所がどんどん脅かされると一方的に思い込んで不安に駆られ、最初が肝心とばかり、自分の権力を誇示しておこうという発想になります。

しかしそれは「教育」という名の、実は力関係を明白にして、相手を屈服させようとしているだけのマウンティング。「こんな女になめられたくない、バカにされたくない、私の方があなたより上よ」という思いがこのような虚勢を生むのです。賢いやり方ではありませんが、そんなことでしか自分の居場所を守る術を知らないのです。かわいそうに。

いじめをする側に問題がある

職場のパワハラもそれとよく似た部分があります。いや職場に限らず立場が上の者が弱い立場の者に行ういじめは、ほぼこの理屈が当てはまります。だから「老害」という言葉があるのです。

自身の能力の問題・将来的な不安など、自分の居場所を奪われるかもしれなという脅威を感じた時に、身近にいる幸せそうな人や、これから伸びようとしている人に対して嫉妬して、その憂さ晴らしのためにいじめを行うのです。いじめをしているその時だけは相手よりも上でいられるから。

でもそれはあっという間に消えるいっときの幻です。だからこそ、いじめは延々と続くのです。

このようにいじめの原因は、相手の中にあるもので、いじめを受ける側の問題ではありません。「いじめられる側にも非がある」というのは、いじめをする側の身勝手な言い訳です。たまに面倒なことに関わりたくない第三者がこれを言うこともありますが、このような事なかれ主義も、いじめ加害者と同罪なのでガン無視でOK。「その程度の無責任な人」くらいに思っておきましょう。

いじめは何があっても、それをする方が悪いのです。いじめは魂の殺人です。犯罪です。

だから「自分に非があるのかも」と自分を責めるのはやめましょう。それこそ相手の思うツボです。

また親切な第三者を装い、「いじめられないようにあなたが態度を改めろ」的な、見当違いのアドバイスをしてくる人もいますが、それもきっぱり無視することをオススメします。

そんなのは、わかっているようで全くわかってない、自分がわかってないことすらわかってない、ピント外れのアドバイスでしかありません。なので耳を傾ける価値もありません。本当に親切な人なら、いじめる側に意見をするはずです。その度胸すらない輩の言葉は無視しましょう。

いじめる側の方がストレスが大きい

さてここまでのおさらいです。

いじめる人は、自分では解決できない何らかの劣等感を抱えています。

劣等感と不安はワンセット。不安は日々増幅し、大きな脅威を抱えれば猜疑心も強まります。それはやがて怒りに変わり、「私はこいつのせいで恐怖にさらされている!」と、自分を脅かす存在を憎むようになります。これが嫉妬のメカニズムです。

もうこの時点で脳内では完全に自分が被害者のつもりになり、その報復措置がいじめです。加害者のくせして被害者ヅラ。それが彼ら彼女たちの最大の特徴です。

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こうなれば理由なんてなんでもいい。いじめることのみが目的になり、イヤミの一つでもいえば「してやったり」と気が晴れる、スッキリするという不健康な心の状態が続きます。

いじめは少しずつスタートします。最初からこれぞ「ザ・いじめ」とわかるようなあからさまなことはしません。相手の反応を見つつ周囲にも気づかれないような小さないじめをボディブローのようにしつこく繰り返します。そして相手が弱った頃を見計らいながら少しずつエスカレートさせるのです。いじめ加害者といじめ被害者が同じ空間にいる限り、いじめはずっと続くでしょう。

ではそこに良心がないかといえばそうではありません。罪悪感があるからこそ「いじめてもいい理由」を探すのです。自分を納得させるため、他者への言い訳のため。それと、嫉妬している卑小な自分を認めたくないという認知の歪みもあるでしょう。相手もあなた以上に過度なストレスに晒されているのです。

正攻法で対処する

それを踏まえて、今度はいじめられたあなたが行動する番です。ただし正攻法で。絶対に卑怯な手を使ってはいけません。それでは相手と同レベルに成り下がってしまいます。

1.余裕を見せる

相手の目的は、あなたを100%”悪”にすることで、自分の絶対的な”正しさ”を周囲に証明したいのです。(ついでに自分への言い訳も兼ねながら)

それが相手の目的なので、その願望を決して叶えてはいけません。「私は何も悪くない」と平常心を崩さず、同じ土俵には上がらず、日々正々堂々とした態度で過ごしましょう。

心の中はどうであれ、相手の前では余裕を見せましょう。相手は不安と不満でいっぱい。怒りで頭に血が上り、全く余裕がない状態なので、そんな態度を見せつけられれば、より焦ってカッカするはずです。弱った姿を見せればいじめはエスカレートするだけなので、毅然とした態度を崩してはいけません。

どんなことについても言えることですが、何かを成し遂げたいと思ったときは、焦った方が負けです。感情に溺れたほうが負けです。怒り狂って子供っぽい態度を人前で見せた方が負けです。

また余裕を見せることの利点は他にもあります。相手は自分の攻撃があなたに致命傷を与えているかどうかを確かめたくてウズウズしています。

確かめる手段は攻撃されたときのあなたの態度。もしあなたが挑発にまんまと乗って腹を立てたり感情をかき乱すような態度を取れば、自分の攻撃が成功してダメージを与えたと気を良くします。

しかし攻撃されてもどこ吹く風と受け流していれば、相手は自分の攻撃に効き目がなかった、失敗だったと認めるよりほかありません。何があっても相手を喜ばすようなことをしてはいけません。

あまりにもしつこく絡まれたら「言いたいことはそれだけですか?」「だから?」「ほほう」「それが何か?」など、なるべく短い言葉で効率よくおちょくってさしあげましょう。

2.周囲の目を利用する・証拠を残す

失礼な人は失礼なままにさせておいて、とことん「私は嫌な人物です」という看板を掲げさせ、その看板を一人でも多くの人に見せつけるのが賢いと思いました。

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もうこれに尽きますね。また自衛のために録音・録画・メールなど、物的証拠を残せれば、なおベスト。どんなに悔しくても、いや、そんな時ほど第三者の目を利用して、あなたは何事もなかったかのように淡々と礼儀正しく接するのがポイントです。どんな時でも大人の対応に徹しましょう。相手がボロを出すまで。

いじめる人というのは良心を捻じ曲げて、自分に都合のいい理屈を探していじめを働きます。

でもそれがいつまでも世間に通用するでしょうか?

陰口ばかり叩いたり、特定の誰かを仲間はずれにするような幼稚な人が、いつまでも世間的に「正しい人」でいられるでしょうか?

答えはNOです。

人はそこまで愚かではありません。いっときいじめる側が有利だったとしても、いじめは卑しい性根の問題から出てくる迷惑行為でしかないので、いつか必ず歪が生じます。盛大に自爆してボロを出します。その時を虎視眈々と待ちましょう。

3.周囲の良心を信じよう

見る人が見れば、必ず落ち着くところにストンと落ち着くはずです。第三者の良心と常識を信じましょう。必ず公平な目で判断してくれる人が表れるはずです。信頼に値する、相談できる人物が現れるはずです。なお相談しやすくするために、どんな細かいことでもいいから記録を残しておきましょう。説明がスムーズになるはずです。

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それまでがきっと辛くて苦しい時期かもしれません。世の中全てが敵に見えるような時期があるかもしれません。暗いトンネルの中に、ポツンとひとりでいるような気分になるかもしれません。

でもそれはほんのいっときのこと。必ず転機は訪れます。ものごとには”時期”というものがあるのです。

やがて通り過ぎてしまえば、世の中捨てたものではないと、いつか必ずそう思える日が訪れます。

だってあなたは少しも悪くないのだから。

一筋の光の存在を信じて、光の指し示す方向に胸を張って歩んでいってください。あなたらしく。正々堂々と。

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蒼 じゅりあ
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