失礼な人ってどこにでもいますよね。失礼な人には二種類あって、明確な悪意を持つタイプと、悪気はないけど無知ゆえに失礼な態度をとってしまうタイプです。この記事では前者の明確な悪意を持つ失礼なタイプについてを考えてみます。
失礼な人は変えられない
ネット上には「失礼な人に言い返す方法」や、対応策についての記事が散らばってます。
でも私から言わせれば、どれもこれもその場しのぎでしかなく、なにをどうしたって失礼な人を直すことなんてできないと思っています。大人になってまで平気で失礼でいられるというのは、「中身が成長しきれてない幼稚な人」だと自ら宣言しているようなものです。
「話し合えばわかる」なんて、失礼な人には通用しません。「失礼」というのは最初から「あなたに対して敬意がありません」と宣言しているのと同じ。人を人とも思わない、そんな幼稚な人と大人の話し合いなどできるはずがありません。文明人と類人猿が理解しあえないのと同様、どこまでいっても平行線を辿るだけです。
むしろ下手に関わることの方が時間のムダ。不愉快な思いをするだけ損です。
無視ではなくスルー
それよりも関わらない・近寄らない・視界に入れない・相手にしない・反応しないなど、自分のスルー力を高めていった方がはるかに建設的で合理的です。
相手に悟らせるための露骨な「無視しています」アピールは、裏を返せば実は思いきり相手を意識している表れでもあります。意識するというのは、バリバリ相手に関心がある証拠。
そうではなく「無視してますよ」という態度すら相手に感じさせないくらいの、「私にとってこの地球上にあなたの存在自体ないも同然」くらいの完璧なスルー力が必要です。
徹底して相手のことをそこまで”無”にしてしまえば、相手が何をしようとも、”無”はどこまで行っても”無”のままです。
「そんなことをしたら相手になめられないかしら?」って思います?
なら勝手になめさせておけばいいじゃないですか。だって相手は最初からこの地球に存在してないザコなのだから。
どうせ失礼な人なんて、どのみちいずれは勝手に自滅します。その姿を遠巻きに乾いた笑いでも浮かべながら眺めていればいいだけです。
仮にケンカを売られたとしても、こちらがそれを買わなければどこまで行っても相手の物で、いずれ不良在庫の山になるのがオチ。そうなれば「誰が大変な思いをすることになる?」ってことですよ。
最後に
実はこれ、自分に言い聞かせるために書いています。
ある人から露骨に失礼な態度を取られて、それがあまりに不愉快だからつい言い返したところ、肩口を小突かれ「私のことを悪く言わないで!」と、相手はすごい剣幕で言い返してきました。まるで自分が被害者であるかのように脳内で誤変換し、何かイチャモンをつけてやろうと、そのタイミングをずっと探っていたようです。
そのキレっぷりから判断するに、ああこれは、自分の失礼さがわかってない証拠だなと。正しい・間違っている以前に、相手には失礼であることの自覚がないんだなと。自覚がなければ自戒もありません。これはいくら話し合っても無理だと感じました。
同時にその態度から、知性はおろか大人としての品性が全く感じらず、感情のコントロールができない幼稚な人、もっと言えば粗野で野蛮な人という印象を受けました。
同時に「性格が悪い」というレベルをはるかに超えた、病的な危険性も感じとりました。たぶんサイコパスではないのかと。これは下手に関わるとロクなことはありません。
害しか与えないような人とは、絶対に関わってはいけない。
だから今後は一切スルー。バカは相手にしない。
いくら失礼な人を戒めたところで変に恨まれるだけです。それなら失礼な人は失礼なままにさせておいて、とことん「私は嫌な人物です」という看板を掲げさせ、その看板を一人でも多くの人に見せつけるのが賢いと思いました。
結果的にそれが、自分の手を汚すことなく別ルートからの弾圧を食らう引き金になるものと確信してます。