割り勘なのに毎回領収書を欲しがる友人の取り扱いについて

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    友人との会食や飲み会で、毎回のように領収書を欲しがる人がいて、その扱いに目下苦慮しています。

    Contents

    領収書を欲しがる経緯 

    例えば4人で2,000円分の食事をしたとして、ひとり5,000円ずつ出して20,000円を集め、いざ会計に。率先して会計に向かうのは、領収書を欲しがる仮名・がめ子。(※がめついので”がめ子”と命名)

    がめ子のご主人は自営業なので「可能な限り領収書を集める」というのは理解できます。

    ただそこに集うメンバーはただの同級生で、がめ子のご主人の仕事とは全く無関係。そんな完全プライベートな飲み会や会食の場を利用して、毎回のように自分が払った以上の金額をしれっと経費にしようという根端が見えてしまったせいで、モヤっとするわ、ドン引きするわでただただ不快。

    最近では割り勘どころか全額奢ってもらっても、当たり前のような顔をして領収書をせびるありさま。

    蒼 じゅりあ

    楽しいはずのみんなの集まりが、彼女に利用され、汚されているみたい…。

    不快なら不快だと伝えればいいだろうとなるのですが、さすがに面と向かっては言いにくいし、私と同様の感覚を持つ人がいる一方、「別にこの程度のことなら波風立てずに多めに見てあげたら?」という人がいるからなおさら、モヤモヤに拍車がかかります。

    さて、こんなときはどうしたらいいのでしょう?

    プライベートな場での割り勘は経費になるか?

    上記のようなケースは、以下のような理由により完全に脱税です。

    脱税の理由

    • ご主人の事業とは無関係の場であること
    • 他人が支払った金まで経費にしようとしていること
    • 必要経費には該当しないこと

    なぜ必要経費に該当しないかといえば、「所得税法第37条 必要経費」に、以下のような文言があります。

    総収入金額に係る売上原価その他当該総収入金額を得るため直接に要した費用の額及びその年における販売費、一般管理費その他これらの所得を生ずべき業務について生じた費用

    これをかんたんに言えば、「利益を生み出すために使ったお金🟰経費」ということなので、がめ子のようなケースは経費の水増しで、節税ではなく脱税。

    しかもバレると結構悪質と思われるやつ。

    倫理観以前の問題

    蒼 じゅりあ

    誰の目から見ても明らかに私用で使ってるのに、経費で落とそうとしている。
    そんなわずかな交際費を計上して何になるんだろう?

    しかもそれを隠そうともせず、堂々と「領収書ちょうだい!」と言えちゃう図々しさ厚かましさに周囲は引いてるわけで。

    別に脱税云々とかのキレイ事ではなく、そこにいる同級生を利用してせこいことをするのが生理的にイヤだという話。

    そんなことに利用されてるのがわかった以上、この人がいるだけで楽しめないというのが正直な気持ちです。せっかく同級生で集まるのなら、お互い気持ちよく食事したいですからね。

    でも残念ながら世の中には一定数、「見つからなければ何やってもいい。そのためには周りも巻き込んでもいい」と考える人はいて、そういう人は他にもいろいろやらかします。

    実際がめ子は同窓会の幹事を買って出たとき、余った会費を着服したのですから。

    それがわからず「自分が直接損したわけでもないのに、たかが領収書程度で目くじら立てて」などと、「この程度のこと」として矮小化する擁護派も、モラル的には同類。「類友」という言葉もあるように「この人も他のことで非常識な行動をしれっとやっていそう」と、つい疑いの目で見てしまいます。

    同時に、残念な年齢の重ね方をしてきたんだなぁと、同級生だからこそ感じる複雑な思いもあります。

    領収書くれくれ女の取り扱い

    さて領収書集めに命かけてる恥知らずがもし身近にいたら、周囲はどう対処したらいいのでしょうか。

    すでにがめ子にとって、同級生との飲み会は金儲けの場になってるらしく、あちこちのグループLINEに顔を出して情報集めに必死。どこかで飲み会があると知れば、そこに出没してちゃっかり領収書をせしめるのがひとつのルーティーンになっています。

    お金との向き合い方が汚い人は全てにおいて汚いので、可能な限り距離を取り、個人的な付き合いを避けるに越したことはないのだけど、親しくなくても同級生である以上、顔を合わせる機会はあるわけで。

    相手から去るようにする工夫が必要

    二度と顔を合わせない相手なら、自分たちの思いをはっきり言えますが、すぐに被害者ぶるので露骨な真似はしたくないというのがみんなの本音。

    いちばん無難なやり方は、こちらが締め出すのではなく、「ここでは金儲けができない」と悟らせ、相手の方から立ち去る方向に導く方法を考えるのがいいのかも。

    相手は金儲けに来ているのだから、その目的を叶えさせてはダメ。

    例えば領収書を欲しがるなら、全員が「私も領収書が欲しいから、自分が払った分だけにして」とか、「経費にするなら、あなたが全額出して」みたいな形で伝えれば、「ここはもうダメだ」とばかり、別の金儲けの場に行くのではないでしょうか。この人が欲しいのは友だちではなく、金と利用できそうな人脈なのですから。

    まともな常識が通用しない相手に、やれ脱税ガー、といった正論は通じないので、頭を使って餓鬼を追い払いましょう。そして立ち去った後のお清めも忘れずに。

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