故・ジャニー喜多川氏による性加害について重い口を開き始めた被害者たちが増えています。
「4月に告発会見をおこなったカウアン（・オカモト）くんがまだ26歳（当時）と知り、びっくりしました。彼の性被害は2010年代に入ってから。40年にもわたってジャニーさんは虐待を続けていたんです。僕がもっと早く声を上げていたら、カウアンくんら後輩たちの被害を防げたと思い、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。僕は退所後も、ジャニーさんのよいところだけを語り、告発した仲間たちのことは批判してきました。その結果、同じ加害者になっていたんです」
「自分の体験を正当化しようと、ジャニーさんを礼賛してきたことを後悔している。後輩たちに続きたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/69279d0f7c60b2c23e5ed03f986a6b4e2b302d0b
自分のことを「同じ加害者」とまで言い切るには相当な覚悟と勇気が要ったと思います。
石丸氏のブログ
その一方でこんな記事もあります。
上記の記事に対し「具体的反論が不可能な正論集（コピペや転載自由）」というのがあったので、転載します。
【転載】具体的反論が不可能な正論集
「タレントに罪はない。被害者。」と言うジャニーズファンやTV局の最低の言い分に騙されちゃいけないよ。
調査されれば幇助罪に問われるかも？
日本の法律では犯罪があることを知っていながら黙認してその犯罪を横行させていたらそれは幇助罪です。
下記にその法的根拠を示しています。ジャニーズのメンバーはすべて当てはまります。ジャニーズメンバーは今のところ調査されずにいるからただ捕まっていないだけの状態なんですよ。
「タレントには罪がない」といって流そうとする人がいるから、ジャニーズの犯罪が存続しつづけた。その自覚持ってほしい。
「余計なことを言うな」はセカンドレイプ
ジャニーズメンバーを擁護して調査をさせないで終わらせようとする発言は、実際に被害を訴えて告発している者へのセカンドレイプとして逮捕される可能性さえあります。
さて、刑法は犯罪の実行者を手助けした場合、幇助犯として処罰の対象にしています。以下の4つが該当するとき、幇助罪が成立します。ジャニーズのメンバーにもこれが成立しています。
①幇助行為
積極的な手助け行為のほか、「なにもしない」という不作為、つまり積極的な行為をしないことについても幇助行為に該当します。②幇助の意思
ある程度概括的に犯罪行為を認識し、認容し、かつ、その実行を自分のふるまいによって容易にさせることを認識していたとき。③正犯の実行行為
実際に犯罪が実行されていること。④因果関係
その人のふるまいが物理的、また心理的にも犯罪実行を容易にしたとき。たとえば、会社の同僚が横領を繰り返しているのを知っていたのに見逃していたら犯罪です。同じように、会社の同僚が新入社員に対して性犯罪を繰り返しているのを知っていたのに見逃していたら犯罪です。ジャニーズのメンバーはこれをしていました。
飛び火を恐れる制作側
もっというならTV局やスポンサーも児童性犯罪が行われていることを知っていながら黙認していた可能性があります。なのでTV局は「タレントに罪はない」などといって調査をさせないようにしているわけです。自分たちの犯罪性まであぶりだされるからです。
サンダスキー事件
ジャニーズに似たような性加害事件が米国でもあった。ジャニー喜多川に当たる人や、それを知りながら隠ぺいしていたジャニーズメンバーに当たる人はどう裁かれたかというと・・・
JBpress（日本ビジネスプレス）サンダスキー事件（15年以上にわたって少なくとも10人の少年を性的虐待）では、サンダスキー（ジャニーズでいうとジャニー喜多川に当たる人物）は最低30年最長60年の実質終身刑で今も服役中。
また、サンダスキーの行為を知っていたにもかかわらず、それらを隠そうとし、警察当局への通報を意図的に行わなかった者たち（ジャニーズでいうとジャニーズメンバー）は、偽証、司法妨害、子供虐待の疑いの報告義務違反、および関連の罪で起訴され裁判の結果、有罪判決を受け、数カ月間刑務所に服役している。
また、所属していたペンシルバニア州立大学（ジャニーズで言えばジャニーズ事務所）も多大な負担を強いられることになった。NCAA（全米大学体育協会）は同大学のフットボールプログラムに制裁を加えることを決定し、それらの制裁には4800万ドル（現在の為替レートで65億円）の罰金が含まれている。
その他に、同大学が被害者との和解に支払った金額は9300万ドル（125億円）。最終的に、サンダスキー事件による同大学の負担総額は2億ドル（270億円）と言われている。
ちなみに性的加害の数とその期間において、ジャニーズ事務所で起きているものは、サンダスキーによるものを大きく上回っている。日本でも犯罪だと知りながら黙認していた場合、幇助罪で有罪となる。
マスメディアも関与している戦後最大の組織的犯罪がジャニーズ性加害事件。これを捜査しないのは、日本が法治国家ではないことをしめしてしまう。
ジミー・サビル
イギリス版のジャニー喜多川のように警察による捜査が必要だ。イギリスではジャニー喜多川のような人物をどうしたかというと、イギリスで人気音楽番組＆子供番組の司会者だったジミー・サビル。
国からナイトの爵位まで授与されていた人物だったが、死後1年後、性的虐待事件が報道、警察が捜索開始し、50年にわたり200件以上の性的虐待が明るみに。
BBC「報道機関が容認できないとし、社会全体で点検しなおし、彼は国宝からモンスターになった。イギリス国民が彼の問題にけじめをつけられたのはこの時です」
エプスタイン事件
エプスタイン事件も、エプスタインの巧妙なやり口により半ば犯罪に加担してた元少女たちも大勢いたんだが、勇気をもって被害者だったと名乗り出る事によって事件は解決に向かった。
憶測が広がるからなどと逃げないで、はっきり証言しなさい。犯罪行為が行われているのを知っていたのに黙っていたら犯罪になりますよ、ジャニーズメンバーとスタッフの皆さん。
「自分は知っていた」と名乗り出るならその罪が軽くなります。児童への虐待を知ったら児童相談所や警察に報告しなければならず、それを黙認していたら犯罪になると法律にきちんと書かれています。
アメリカではサンダスキー事件において性加害を黙認していた人も実刑を受けていますが、日本の法律でもそうなります。調査が入って犯罪だと確定する前の今しかありませんよ。
口裏を合わせてもだれかは自分だけは刑を免れようと匿名で告発でき、告発者は守られますから、黙秘していたメンバーだけが有罪です。
まだ人生は長い。後ろめたい気持ちで死んでいかず、幸せに生きたいなら観念して清算する時です。
具体的反論が不可能な正論集・まとめ
「タレントに罪はない。被害者。」と言うジャニーズファンやマスコミは有罪になる可能性があります。日本の法律では犯罪があることを知っていながら黙認してその犯罪を横行させていたらそれは幇助罪ですから、ジャニーズタレントは調査が完了していないので今のところ容疑者です。
下記にその法的根拠を示しています。ジャニーズのメンバーは幇助罪にすべて当てはまります。
ジャニーズメンバーは今のところ調査されずにいるからただ捕まっていないだけの状態なんですよ。
「タレントには罪がない」といって流そうとする人やマスコミがいるから、ジャニーズの犯罪が存続しつづけた。その自覚持ってほしい。
そしてジャニーズメンバーを「被害者、罪はない」などと擁護して調査を妨害する発言は、実際に被害を訴えて告発している者へのセカンドレイプとして逮捕される可能性さえあります。
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1686411359/?utm_source=pocket_saves
日本では海外のようにはならないかも
上記の引用は匿名の掲示板とはいえ、とても説得力があり読み応えのある内容でした。
実態としては幇助の違法性を内包していますが、残念ながら法律が弱者を守るとは限りません。日本では海外のようにならず、統一教会問題のように時間稼ぎをするだけした挙句、有耶無耶にされる可能性の方が高いものと想像しています。
理由は、徹底的に調べ上げたら日本中のほとんどのメディアが吹っ飛ぶ可能性があるからです。
なので文中に「容疑者」とありましたが、現段階では法的機関からの調査が入ってないので「容疑者」というのはいささか飛躍しすぎです。
ただし、いくら外型的に違法でなくても逃切り勝ちとはならないでしょう。イメージが売りである以上、長いスパンで考えたらジャニーズ事務所は確実に弱体化していくはずです。
理由は、一方的にビデオメッセージで「知りませんでした」発言をした後、会見もせずに逃げ回る、不誠実この上ない現社長への嫌悪感が日増しに高まっているからです。身内なのに知らないわけがないでしょう。
また幹部の立場にいる先輩タレントへの不信感も同様です。後輩が被害に遭ってることを知りながら目を背けてきただけでなく、「シャニさん愛」をことあるごとに口にしてきたわけですから。
将来のある若いタレントの方は、泥舟から降りる時期の判断を見誤ってはいけません。事務所のため・仲間のためではなく、自分のためだけを第一に考えて将来の道をじっくり選択してほしいと願います。
