度を超えて執念深い人は、何かの病気でしょうか。身を守るにはどうしたらいいのでしょうか。
一年ほど前、主婦向けのクラブを退部しました。
「健康上の理由」として辞めましたが、真の理由は以下の記事に書いた病的に意地の悪い女から逃げるためです。何年間にも渡り陰湿な嫌がらせを受け続けました。
クラブは辞めても別の場所でその競技を続けていましたが、一年が経過した最近になって原因を作った当の本人がその場所にやってきたのです。もちろんそこに私がいることを承知の上です。
危険な執念深さ
一年前、合わない者同士が同じチームにいても良いことはない。私が目の前からいなくなれば相手も清々するだろう。私のことはいずれ忘れるだろう。——そう思ってチームを後にしたのですが、まさか一年後に私がそこにいることを知った上で追いかけてくるとは……。
もし私だったら、仮に誰かに誘われたとしても自分の嫌いな相手がいると知れば、そこを避けます。もし私だったら、どれほど自分が行きたいと思ったとしても嫌いな相手がそこにいるとわかってれば別の場所を探します。
きっと多くの人もそうするでしょう。
でもそれをしない。
仲が悪い相手がそこにいると知っててわざわざやってくる。逃げてるのに追いかけてくるこの異常性と執念深さはどこからくるのでしょう。
ストーカー?
自己愛とかサイコパスとか、何らかのパーソナリティ障害?
ちょっと怖いし薄気味悪いです。
やっと離れたと思ったのに、また地獄の日々が続くのでしょうか。
今度は思い通りにはならないだろう
前のクラブを辞めたのはその人が嫌だったというのがいちばんの理由ですが、周囲も見て見ぬふりを決め込み、それに絶望したからです。
組織というのは問題を起こした人物に対し、いさめる人のあるなしだけではありません。そういう言動を「正しいことだ」と言いくるめる周りがいなければ、その発言や行為が許されることはないはずです。
事なかれ主義にありがちな臭いものに蓋。部が悪くなれば怒涛の論点すり替え作戦を開始。いつの間にか被害者側が悪いことになってしまう。
中には全てわかった上でちゃんと見てる人もいましたが、陰で「あの人おかしいよね」と言うだけで表面的には何もしませんでした。
そう感じました。
腐ったものは周囲も腐らせます。この場には自浄作用がないと判断し、クラブを後にしました。辞めた時は晴々とした気持ちになりました。
後日談
むしろ私には好都合でした。責任者はすかさず私に助け舟を出してくれ、そのおかげで彼女は何も言えなくなり、黙りこくってしまいました。
数分後、サークル責任者に「私はあの人が嫌いです。嫌がらせをされました」とはっきり伝えました。事前のやり取りを目の前で見たから責任者はピンときたようです。
それから一週間が経過。サークル責任者は彼女にはっきり伝えたそうです。
こう言われてしまえば同じネタで私に絡むことはできません。
さすがに昨日は私に絡むことなく、一日中おとなしくしてました。
それでいて抜け目なく場の様子を探っている感じです。誰に決定権があるのか、誰を取り込めば自分が有利になるのか。誰にいい顔をすればいいのか。
その成功体験が前のクラブです。外ヅラが物凄くいいのですっかり彼女のペースに飲み込まれ「だって仕方ないじゃない」という雰囲気を作るようになってました。
中にはおかしいと思ってる人もいましたが、陰でコソコソ言ってるだけ。みな我が身の安全が第一。
それはある意味仕方ないとしても、どうしても我慢できなかったのは相手が悪いことをわかっているのに、被害者である私に対し「あなたが大人になって我慢しろ」と言う人でした。
本当に、思い出すだけでも反吐が出そうになるくらい腐りきってるクラブでした。
しかし今回のサークル責任者の神対応を見る限り、前のクラブのようにやりたい放題のことはできず、さぞイライラしてることでしょう。
自分が悪い・間違ってるなどと考える能力が欠如しているので、この程度で諦めるような人ではありません。しばらくは油断禁物です。
執念深い人から身を守るには
一般常識では考えられないほど執念深くつきまとってくる人にはどう対応したらいいのでしょう。
証拠集め
以前のクラブにはボイスレコーダーを持参してましたが、今後も必須になりそうです。
今はスマホで音声や動画などかんたんに証拠を残せる時代です。もしもの時に備えて準備だけはするつもりです。
また会話をするときは2人きりにはならない。これも心がけます。
理解者を作る
たった一人でも全てを知っててくれる人がいるのといないのとでは事態は全く違います。
以前のクラブにはそんな人は誰ひとりいませんでした。我が身に火の粉が降りかかることを恐れ、みな見て見ぬふり。
自分がそこでやっていく以上、仕方ないのだろうとこちらも諦めていましたが、今度ばかりはそれはなさそうです。
割り切る
出入り自由なサークルなのでたった週一回、3時間だけ顔を合わせる相手と割り切れば気楽です。
それが連盟に所属しているクラブとなるとそうはいきません。練習だけでなく、クラブ運営にまつわる雑多な作業もたくさんあるし、試合があれば一日中行動を共にしなくてはなりません。
それが苦痛で苦痛で仕方なかったから離れたのですが、今のサークルはたった週一回の苦痛よりも楽しさの方が優ってます。同じ空間にいても自分が関わらなければいいだけですから。
環境が健全ならだいじょうぶかも
意外にも、また大嫌いな人と顔を合わせることになった割には気楽に構えてます。
相手は異常者だけど環境は健全です。そこに集う人も責任者もみな大人なので、そのような環境ならいずれメッキが剥がれて錆びついた地金が出てしまうでしょう。
前のクラブにも彼女の二面性に気づいている人はいましたが、面倒なことに巻き込まれるのを嫌い、誰も何も言いませんでした。
でも今度ばかりはそうはいきません。私はすでにクラブを後にしているので、無くすものはありません。この一年で精神的なゆとりが生まれたせいか、前とは全く状況が違ってることを実感してます。
それに対し下手なことをして本来の姿が露わになって困るのは相手の方です。復讐はせず、自爆を待ちます。