部活を辞める理由など不要。辞めた後までウザ絡みする人への対処法

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部活を辞めたいと思ったとき、友人や周囲を納得させるために、もっともらしい表向きの理由を探している方は多いのではないですか?

しかし「納得のいく理由」など不要です。必要なのは「今までお世話になりました」という挨拶と「自己都合で退部することに決めました。家族とも相談して考えた末の結論です」という報告だけでOKです。

目次

「なぜ辞めたのか」を探ろうとする元チームメイト

主婦向けのクラブを退部して1年経過。

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クラブを退部しても競技そのものは続けているため、試合やサークル的な練習場でいつかは顔を合わせることもあるだろうと覚悟はしていましたが、昨日、元いたクラブの部員に遭遇しました。

私の顔を見るや否や矢継ぎ早の質問。質問というより責め立てる感じです。
「健康上の理由と聞いたから家で静かにしてると思ってた」から始まり、なぜ辞めたのかを根掘り葉掘り聞き出そうとしていました。またイヤミたっぷりに「こんなレベルの高い場所で練習しているなら、クラブの方がよっぽど楽じゃない」とも言ってました。

実際、クラブはレベルが低すぎて面白くないから辞めたいと思っていたわけですが、辞めた後にどこで練習しようと私の勝手です。

今さらこんなことを言い出して、何が知りたいの?

驚くほどスムーズに退部できた

一年前、ずっと以前から抱いていた辞めたいという気持ちをどこかで誤魔化しながら活動していた時に体調が悪化し、「辞めるなら今だ」と辞める意思を固め、部長に報告しました。それが冒頭に書いた内容です。「辞めたい」ではなく「考えた末に辞めることに決めました」という結論のみを伝えたことでスムーズにコトが運び、晴れて自由の身になったのです。

挨拶は絶対に必要

入部するとき「よろしくお願いします」と言って入ったのだから、辞めるときは「お世話になりました」と言って挨拶をし、さらにこうも言いました。

「クラブは辞めますが、競技は続けます。どこかで会うかもしれないのでその時は声をかけてください」

これに関しても、誰も何も言いませんでした。

嘘は言ってない

完全にスポーツができないほど体調が悪いわけではありませんが、一年前は確かに良くなかったし、続けていくことに不安があったのも事実です。夫となんども話し合って決めたことも事実です。嘘はどこにもありません。

そこまでの流れが完璧すぎて残された部員の中には面白くない人もいたようです。昨日会った人もその一人です。

良くない環境のところほど、辞めた人を悪者にしたがりますが、それは世間一般では通用しない、腐った環境の中でのみ通用する身勝手な理屈です。本人たちもそれがわかっているから表立って言わず、影でコソコソ言うしかなかったみたいです。

残された人が「辞めた理由」にこだわる本当のワケ

顔を潰された気分になってる

辞めてからの一年間は本当に幸せでした。今私が通ってる練習場は、かつて所属していたクラブより数段上のレベルなので、行くのが毎週楽しみで充実した練習ができました。

クラブ内のごく一部の人はそれが気に入らなかったようです。
「競技を続けるならチームに残ればいいじゃない。私たちの顔を潰す気?」
「クラブを辞めても競技を続けるなんて、教えてもらった恩も忘れてどういう神経してんの?」みたいな感じでしょうか。

世間体を気にしてる

私も競技年数は長いので、私が退部したことは他のクラブにも知れ渡っています。

そんな中、クラブを辞めた私が他の場所で楽しそうにプレーしていれば、周囲の人たちから「クラブに問題があったのでは?」などと邪推されるかもしれないと恐れ、「辞めた後も辞めた理由どおりに過ごしてくれ」というのが相手側の本音です。世間の目ばかりを気にする器の小ささと、ちっぽけな面子を守ることに必死という滑稽さが感じられ、思わず失笑してしまいます。

世間なんて、いっときは好き勝手に何か言うかもしれませんがすぐに忘れるものです。でも人の動きが少ない時計が止まったような閉鎖的な世界にいると、それがわからないようです。

自分たちがどう言われてるか、私のことが気になって気になって仕方がないから追いかけてって見張ってやろう、イヤミの一つでも言ってやろうみたいなつもりになってるのでしょうね。執念深さ、半端ない。

嫉妬

「クラブを離れたら後悔する、クラブを辞めたら他ではもうできない」という脅し文句が通用しないどころか、「クラブを離れてよかった」と思えるような理想の場所にちゃっかり私がいて、皆と楽しそうにしていたことが許せず、何か言わないと気がすまないという心境もあるでしょう。

しかしそれは感情的な行為でしかなく、理論的には破綻してます。ちょっと肩がぶつかったから因縁をつける行為・もしくはフラれた腹いせで嫌がらせをするストーカーみたいなもの。ただの嫉妬です。

辞めることをネガティブに捉えすぎてる

また「辞めた理由」をネタにネチネチ絡んできたのも、相手には「辞めた理由」くらいしか攻撃材料がないからです。「辞める=悪」だと思い込んでいる人ほどそれを攻撃材料にしたがります。

しかしまともな感覚のところは腹でどう思おうと辞めていった人にネチネチ絡むような、みっともない真似はしません。

「寂しくなるけど仕方ないよねー」と、去る者は追わずの姿勢を取り、跡を濁さずきれいに飛び立っていった鳥に、一年も経ってから追いかけてきて、後ろからゴミの山を投げつけるような卑劣なことなどしません。

場所が変われば正義は変わる

本人は正義の鉄槌をくだしたつもりかもしれません。だから最初は強気でいられたのでしょう。しかし正義は人それぞれです。元のクラブは腐りきっていたので、そこの正義が必ずしも世間で通用するとは限りませんが、腐った環境に身を置くと、そんなあたりまえの判断さえできなくなるようです。

今通ってるところは色んなクラブに在籍している人だけでなく、クラブを辞めたOBも含め、男女問わず競技そのものを楽しみに来ている人たちが集う場所です。そんな中で自分の偏った正義を押し付け、他の人にはまったく関係のない個人的な過去の話をむしかえす行為の方が、その場での正義に反することに、本人はまったく気づいていません。

こちらはとっくに辞めてる身なので、すでに無関係になった人からあれこれ偉そうに言われる筋合いもありません。越権行為もいいところです。

理由を用意しても無駄だった

入るのも自由なら退部だって自由です。辞めた後にどうするかもその人の自由であり当然の権利です。他人が口を挟む問題でない以上、特別な理由など必要ないはずです。

しかしまともな常識が通用しないクラブなので、健康上の理由を告げ、他人からの口出しをさせないために「家族とも相談の上」という言葉も付け加えました。そのおかげで誰も何も言えなくなり辞めることに成功しました。

ところが一年後にその話を蒸し返すわけですから、無難な理由を用意したところで結局は無駄だったようです。それなら余計なことを言わず、「辞めたいから辞めます」でもよかったくらいだと後悔してます。辞める理由が不要だというのは、このような経緯があったからです。

とはいえ、このように執念深い人とまた関わらないといけなくなったことで、こちらも対策を練る必要があります。

しつこく絡んでくる人のかわし方

まず相手の理論が完全に破綻している以上、こちらは矛盾点をつつきまくり正論でおしきるしかありません。私の場合で言えば

  1. 辞める時に「競技は続けます」と伝えており、その時に何も言わず今になってなぜそれを言うのか?
  2. クラブを辞めても競技を続けてはいけない理由などどこにもない
  3. 私以外にもクラブを辞めた人はたくさんいるけど辞めた後でもみな楽しそうに競技は続けている
  4. すでにクラブという枠を離れて無関係であるにも関わらず、なんの権利があって他人の自由意志に口出しするのか?
  5. 楽しむことを目的とした場所で個人のプライバシーに関わる話を持ち出すのはタブー。よって答える必要もない
  6. 趣味の世界は個人の自由意志が尊重される

これらを伝えてそれでもしつこく絡んでくるようなら責任者に相談するつもりでいます。

悪い環境なら正しい意見が捻じ曲げられて悪い意見がまかり通ってしまいますが、良い環境でそんな暴挙が許されるはずはなく、迷惑行為をすればするほど自分の首を絞める結果になるはずです。今のところはそれに期待して、挑発に乗らず、質問には質問で返すなど、まともに取り合わないかわし方で乗り切るつもりです。

私はすでに5年も通ってる場所なので、いくら紹介者がいるとはいえ昨日突然やってきた人に好き放題なことはさせないつもりでいます。自分の陣地で戦うつもりで強気で臨みます。

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