マインドコントロールされやすい人の特徴

    マインドコントロールされやすい人の特徴
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    何かの事件があるとよく耳にするマインドコントロールという言葉。

    報道を見て、「なんであんなインチキに引っかかるのだろう?」と思いませんか?
    この記事ではマインドコントロールされやすい人の特徴についてをお伝えします。

    Contents

    マインドコントロールの怖さ

    自分がマインドコントロールされている実感がないまま義務感・使命感を植え付けられ、「教祖様」のために働いてしまう。最初は被害者の立場だった人が、結果的に加害者になってしまい、その事実にさえ本人は気づかない——それがマインドコントロールの怖さです。

    やはり誰を信じるか、何を信じるか、どこから情報を得るかがとても重要と言えます。

    カルトだけではない!マインドコントロールはごく身近にある

    私が初めてマインドコントロールという言葉を日常的に耳にするようになったのは約30年前。一連のオウムや旧統一教会問題からです。

    当時はカルトなど、特殊な環境下に置かれた人だけの問題としてあまり深く考えませんでしたが、今は違います。マインドコントロールはカルト以外でもごく身近な日常のあちこちにあって、怪しげな「教祖様」はあの手この手で手ぐすね引いて迷える子羊を物色しています。

    例えば「ママ友」に支配された母親が、5歳の息子を餓死させた悲惨なあの事件。暴力を伴う行き過ぎた部活指導。インチキっぷりがバレてすっかり消えさったキラキラ起業女子。情弱相手に小金を稼ごうとする怪しげなインフルエンサー。常識では考えられない「日当100万円以上」の闇バイトなど、数え上げればキリがありません。

    筆者の友人も同様です。とんでも医療の「教祖様」によるマインドコントロールのおかげで標準治療を拒否する事態となり、目下頭を抱えてます。

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    ごく身近なところにあるマインドコントロールの罠ですが、誰もが引っかかるわけではありません。やはりマインドコントロールされやすいタイプかどうかが重要なポイントです。

    次項ではその特徴について記述していきます。

    マインドコントロールされやすい人の特徴

    • 人の言葉を額面通りに受け取り盲信する
    • 責任感が強く真面目
    • 悪く言えば世間知らず
    • 人を信じやすい
    • 頼れる人を求める従属タイプ
    • 自分で考えるより指示される方が好き
    • 頑固さがある
    • 楽な方に流されやすい

    マインドコントロールされやすい人には上記のような特徴がありますが、その中でも特に顕著な部分を以下でお伝えします。

    善人すぎる・真面目すぎる・素直すぎる

    上記に挙げた友人を例にすれば、その友人は「今どきこんな純粋な人がいるの?」というくらい、心がきれいな人で、誰にでも優しすぎるくらい優しく、弱い立場の人にでも分け隔てなくとことん尽くす、尽くすことに喜びを見出すような、とても素直で真面目な人です。

    人の嫌なところを見ても、「人には必ず良いところがあるはず」と思って人を嫌いになることをせず、人を疑うことなく無条件に信じてしまう、超がつくほどの善人です。

    本来それは立派な長所ですが、悪意を持って人を支配しようとする人にとってはいいカモです。口がうまい人ほど裏の顔は暗黒であることが多いのですが、性善説そのものの彼女は人の裏の顔など見ようとしません。相手の言葉を額面どおりに受け止めます。

    良く言えば純粋。悪く言えば世間知らず。そんな人はマインドコントロールされやすいタイプと言えます。

    車のハンドルに適度な遊びが必要なように、ただ真面目なだけでは人生の安全運転が難しくなるという良い例です。

    強い言葉にすがりたい従属タイプ

    どんなに荒唐無稽な言い分でも、ズバリ自信を持って言い切ってくれる人がいると無条件についていってしまう人。人に頼りたい願望が強く、進むべき道を示してほしいと願う人。そんな従属タイプの人は要注意です。

    非日常の、特に人生における大ピンチに陥り心が弱ってるときほど安心を得るために強く言い切ってくれる人を求めがちです。

    友人の場合、標準治療で通っていた大学病院の先生は「必ずがんが治る」とは言わなかったのに対し、とんでも医療の先生は「抗がん剤や手術をしなくても、祈ればがんは治る」と言い切ってくれたというのが決め手だったとか。

    自分が求めてる言葉を言い切ってくれる人の存在は、いっときはありがたく感じるかもしれません。言い切ってくれれば自分の頭で考える必要がありませんから楽と言えば楽でしょう。

    しかしそれを言い切る人がどこまで自分の言葉に責任を持つか。その言葉どおりにならなかった時にどうするかまでは考えられないようです。

    本来なら言い切るには言い切るだけのエビデンスの有無をきっちり見定める必要があるわけですが、それができないほど心に余裕がない状態ではそれも難しいと思われます。

    とはいえその言葉に人の命がかかっていることを考えると、なんとも腹立たしく、もどかしい思いでいっぱいです。

    この記事のまとめ

    ひとたびマインドコントロール下に置かれると冷静な判断ができなくなります。最悪の場合、高額なお金を失うだけにとどまらず、命まで危険に晒されます。

    そうならないためにも、もし自分がマインドコントロールされやすい性格だと思うなら重大な決断を下すときほどちょっと立ち止まる癖・幅広く情報を得る癖をつけるよう心がけましょう。

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