絶対に信用してはいけない危険人物の特徴

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    見た目はどこにでもいそうなごく普通の人。ところが具体的にどこがどうというのでなく、理屈抜きで「なんだか胡散臭いな、信用できないな」と感じる人っていませんか?

    それはあなたの危険センサーが正確に作動している証。うまく言語化できない、相手が放つ人を酷く消耗させる狂った周波数を、あなたがしっかりキャッチしているのです。

    私にもそんな人がいます。同窓会の会費を使い込んだ人物です。

    なお以下で取り上げるのは、幹事グループ全員ではなく、グループのリーダー格・A子についてです。

    A子については前から薄々「抜け目がなくて信用できないタイプだな」と思っていたので、ことの経緯を知ったとき、「ああやっぱりな」以上の冷めた感想しかありませんでした。

    強いて言うなら漠然とした違和感の理由が、やっと見えてきたように感じます。

    ただA子を信じたために、結果的に不正の片棒を担ぐハメになった周囲の人たちは、自業自得とはいえ複雑な心境でしょう。

    誰を信じるか以上に、どんな人物を信じてはいけないのかを知ることは、とてもだいじだと痛感します。

    そこでこの記事では、不正を働いた同窓会幹事・A子をモデルにしつつ、絶対に信用してはいけない危険人物についてをご紹介します。

    Contents

    秘密主義で裏工作(根回し)が多い

    A子は自分の欲を実現させるための手法がかなり強引。仮に反対意見を出す人が現れでもしたら、即、敵認定で戦闘モードにスイッチオンという、典型的自分さえ良ければいいという独裁者タイプです。早い話が学歴詐称で有名な緑の狸のようなもの。

    とはいえこの民主主義社会において、なんでもかんでもA子の思い通りにはいきません。

    よりよくしようと思えば互いに意見を出し合うこともあり、そうなれば時には意見の食い違いが生じることもあります。

    そんなときは自己の目的を果たすための裏工作に励みます。

    主張を通すための理論的な説得力を持ち合わせないこと・歩み寄りの知恵がないこと・他人の意見に従うのは負けと感じてしまうことなどがその理由です。

    裏工作の具体例を挙げます。

    自分の言うことをおとなしく聞いてくれそうなイエスマンだけを集めて秘密裏に物事を決定し、外堀を埋めて準備万端整えた後、他の人には事後報告だけ。「決定事項だから従え」みたいな、騙し討ちのような手法を繰り返すのがA子の常套手段です。

    こうしておけば周囲からの非難を最小限に抑えることが可能となります。

    このようにオープンな話し合いを好まない人、嘘や隠し事が多い人、抜け駆けや裏工作が多い人を絶対に信用してはいけません。自分にやましいことがなければ隠す必要なんてないのですから。

    態度だけは自信満々

    「絶対に自分は正しい」「自分ほど有能な人物はいない」「自分は特別」とばかり、常に自信満々な態度を崩さず。そして他人に対しては横柄で断定的な言葉を多用し、押し付けがましく上から目線。実際のところ中身はまったく伴ってないのですが、態度だけはやたら尊大で傲慢です。

    実はこれ、自信のなさの裏返しだとかんたんにわかるのですが、本人は見透かされていることも気づいてないようで、必死に等身大以上の自分を演出しまくります。

    古くから「能ある鷹は爪を隠す」と言われてますが、能なしほど爪を剥き出しにしたがるもの。過度な自己アピールをしまくる人の言葉を絶対に信用してはいけません。せいぜい「なりたい自分」のポエムや寝言を語ってるくらいに聞き流しましょう。

    自分の非を認めず、最後は被害者ぶる

    周囲から信用されない人に共通する特徴のひとつは、激しすぎる気性の持ち主であること。そんな性格が災いして人とのトラブルが絶えないA子は、当然ながらどこに行っても人間関係が長続きしません。

    学生時代も特に親しくしていた友人はいなかったようですし、過去、何度も結婚に失敗してきました。

    でも「私は悪くない」を繰り返します。

    通常人間関係のトラブルは、100%完全に相手だけが悪いとは言い切れないことが多々あるものです。しかし周囲から信用されない人は、明らかにその人に非があったとしても「自分は絶対に悪くない。悪いのは全て人のせい」という他責思考に凝り固まり、自分を省みない言動が目立ちます。

    自覚がなければ自戒もない。だから何回もトラブルを起こし、結果、人からの信用をなくしていくのです。

    うわべだけの関係をつくることに躍起になるのもそのためでしょう。きっと、これまでまともな人間関係を築いてこれなかったからだと推察します。

    人間誰しも批判なんてされたくはありません。

    しかし批判されたときにどう対応するかでその人の本質が見えてきます。批判をかわすために被害者ポジションを取る人、批判されたら逆ギレして攻撃に転じる人、相手を悪者にするために平気で嘘をつく人を絶対に信用してはいけません。

    悪口が多い

    人の粗探しばかりして、悪口ばかり言ってる人を信用してはいけません。特に知り合って間もないうちから親切ヅラして「あの人、気をつけた方がいいよ」と、他人の悪口を吹き込んでくる人は要注意です。

    この手のタイプは例外なく心が荒んでいます。

    本当に心が満ち足りた人は人の優れたところを探しますが、そうでない人は心の隙間を穴埋めするための行動に走ります。ーーそれが悪口。

    他人を下げて自分が上だと自他にアピールしたいのかもしれませんが、その内容は聞きかじり程度の取るに足らないどうでもいいことが大半です。

    周りを騙す手段として他者を中傷しているだけなので、まともに関わるだけ時間の無駄どころか、うっかり関わるといつか自分も悪口のターゲットにされる恐れがあります。極力距離をとることに越したことはありません。

    強欲で金に汚い

    同窓会の会費がもし余ったら、出席者に返金・もしくは使い道についての報告は必須。ところがA子は一度手にしたお金は全て自分のものとかんちがいして、無断で使い込んだのです。

    要は自分の金と他人の金の区別もつかない人で、それが仮に同級生のお金であっても「このお金は私のもの!」と、幹事ビジネスに励んだのです。

    これつまり目先の欲のためなら信用を無くすことも厭わないくらい、お金に対する欲が尋常ではないということ。

    目的のためなら手段を選ばず。そのためなら使えるものはなりふり構わずなんでも使う。「友だちだから」にかこつけて、平気で人の善意を利用する。物的利益を求めて嘘をつく。しかもそれらに対して、全く罪悪感や羞恥心を持たない。

    人の欲はお金に対する姿勢に色濃く表れると言われてますが、お金に汚い人はすべてにおいて汚いため、欲望への向き合い方は常軌を逸してます。

    特に同級生への裏切りは、自分のルーツを汚しているも同然です。わずかばかりの金と引き換えに、人から後ろ指を指されるような汚染まみれの人生を選ぶのだから、哀れとしか言いようがありません。

    信用できない人との関わり方

    さて、上記に挙げたような特徴を持つような人が、もしあなたの周囲にいたとしたらどう接していけばいいでしょう。

    接し方

    • 責任ある役職には就かせない
    • お金の管理を任せっきりにしない
    • 個人的なつきあいを避け、必要以上の接触を持たない
    • こちらの情報を与えない
    • 相手のパターン化した手口を把握しておく
    • できる限り距離をとる

    筆者の例(同窓会の件)で言えば、A子のようにいちばん信用してはいけない人・お金の管理を任せてはいけない人に幹事を任せた結果が会費の使い込みというわかりやすい形になっただけなので、特に驚きもしませんでした。

    もともと「この人は己の欲を満たすために人を利用する自己愛タイプの人かな?」と思っていたので「案の定やらかしたな」と思ったくらいです。

    しかし、そのお仲間たちはそうはいきません。A子を信じた幹事グループの数人たちは、一生懸命働いたにも関わらず、最終的に人から後ろ指を指される結果になってしまったのです。

    誰を信じるかはとてもたいせつです。まずは、人を見る目を養うこと。

    信じられる人は時間の経過とともに自然と定まってくるものなので、誰を信じるかより、どんな人を信じてはいけないのかを明確にしておきましょう。そうでないとせっかくの危険センサーが退化してしまいますよ。

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