Essay

「女の友情はハムより薄い」なんて嘘

今朝のあさイチで女性の友情を特集していました。以下、番組HPからの引用です。

時に「ハムより薄い」とも言われる“女の友情”。NHKネットクラブアンケートによると、女どうしの友情にヒビが入って悩んだり傷ついたりしたという人はおよそ4割もいます。中でも、特に多かった悩みは、就職・結婚・出産などライフスタイルの変化に伴って友情にヒビが入るケース。そして、ママ友どうしのトラブルでした。

番組がターゲットにしている世代は主に子育て中の女性で、20代後半から30代くらいでしょうか。女性にとって大きな変化を迎える時期ですね。

私もそのくらいの年齢のとき、「ハムより薄い」とまでは言わないけど、似たような悩みを抱えていたのを思い出します。

生活の変化で離れたら、生活が一段落すれば元に戻る

独身時代はいつも一緒。何をするのもどこに行くのも一緒。お互いのことをわかりあい、良いことも悪いこともなんでも話し合ってた濃密な関係が、ライフスタイルの変化とともに、密度が変わってくるのは仕方のないこと。…とわかっているものの、ほんの少しの寂しさを感じたものです。

でもだいじょうぶ。40代になれば、今の悩みが嘘みたいに感じるようになります。

この記事では「今だから言える話」として、ライフスタイルの変化で一時期疎遠になった時代を経て再会。その後一生つきあっていける関係になるまでをご紹介します。

「女の友情はハムより薄い」なんて嘘ですよ。もし仮にいっときそう感じる時期があったとしても、互いに成長すれば、もっと別の形でしっかりとした絆を築けるはずです。

女友達と疎遠になる経緯

「どうしても聞いてほしい話があるけど、今電話したら忙しいかな?」

最初はそんな気遣いからスタートして、気がつくと、いつでも会える物理的に近い人と交流を持つようになり…。

それはきっとお互い様。相手も同じようにあなたの生活を配慮しているはず。

でも気がつくと日々の忙しさに追われ、何ヶ月も連絡を取り合っておらず、あまりに時間が経ちすぎると、たいした用事でもないのに連絡するのもなんとなく気が引ける。あるいは思い切って連絡したはいいけど、一から十まで今の状況を説明しなければならず。説明したところでなんとなく話が噛み合わないもどかしさを感じてしまう…。

そんなときに離れた距離を体感して寂さを覚えるのではないですか?

以前ならいの一番にどんな些細なことでも報告しあい「あれ、それ、これ」だけでわかりあえたのに…、と。

子供の付き合いから大人の付き合いに

でもこれは仕方がないのです。結論から言えば付き合い方が変わっても、関係性が変わったわけではありません。いつも一緒にいなくても、なんでもかんでも話し合わなくても、友達であることに変わりはありません。

むしろ「そろそろ子供の付き合いを卒業して、大人としての付き合い方にシフトしなさいよ」という時期なのだと、割り切るしかないのです。

卒業には一抹の寂しさはつきもの。でもそれなくして成長はありえず。これは、大人になるための通過儀礼です。

友達から自立して、「私は私」と、自分で解決できる内面の強さを養うことに意識を向けましょう。

大人としてマスターしたいスマートな社交術

では「大人の付き合い方」とは具体的にどんなものでしょうか。

一口にいえば「腹六分」の関係を指します。これは美輪明宏さんがよく言ってることですが、特に大人になってから知り合った人とはそのくらいの距離感がちょうどいいです。

ママ友トラブルやご近所付き合いなど、物理的・心理的に近すぎるとロクなことはありません。「親友未満の割と親しい関係」を保っている限り、同調圧力満載の、「なんでも一緒のお友達地獄」で息苦しい思いをすることはありません。風通しはだいじです。

大人になってまでそんな幼稚な関係を求める人は、どこか精神的にアンバランスなのだと、チャッチャと「要注意人物」にカテゴライズしてしまいましょう。

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そして自立した大人の付き合い方をマスターした頃になると、友人関係にも転機が訪れます。それは30代後半。遅くても40代に入れば、状況はかなり変わります。

「40代がこんなにも楽しいとは思わなかった」

これは学生時代の友達の言葉。

その友人は21才で出産。20代を子育てに費やしたので「みんなが楽しく遊んでいる頃、私は髪を振り乱してオシメを替えていたわよ」と、よく言ってました。なので20代の頃は没交流。

そんな彼女と40才になったとき、同窓会で再開。そこからお付き合いが復活して今に至ります。

出産が早かった分だけ自由を手にするのも早く、40にして仕事・趣味・遊びを貪欲に謳歌。忙しい合間を縫って、しょっちゅう遊んでます。

ただしLINEで頻繁に連絡は取り合うものの、昔と違って学生時代のように生活のこと全てを話し合う関係ではありません。それを寂しいと思うかどうかは人それぞれですが、私はお互いの成長の証と捉え、今の関係性がとても心地よいのです。きっと一生涯付き合える友として、今の関係を保っていけることでしょう。

最後に

ライフスタイルが変化して一時的に疎遠になることはあっても、それで終わりではありません。

本当の友達ならある時期が来れば、必ず交際が復活します。ただそのときはお互いにとって心地よい距離感で付き合うこと。間違っても「友達だから」と土足でズカズカ入り込んではダメです。それが自立した女性のスマートな社交術です。

これとは逆に、それっきりになってしまったとしたら…?

それは本物ではなかったということです。「その場限りの通りすがりの人」という位置づけにしておけばいいのです。本物は、何があってもいずれは復活するものだから。

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蒼 じゅりあ
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サイト名の「Un Jour」とは、フランス語で「ある一日」という意味です。日々の記録・エッセイをまったりと綴っていきます。

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