Essay

ストローマン論法には冷静な質問が効果的

ストローマン論法(わら人形論法)という言葉を知ったのは、ロシア・ウクライナ問題で日々トンチンカンな発言を繰り返し、盛大に炎上している橋下徹氏に関するネットの反応からでした。

「なぜこれほどまでに橋下氏の発言は人々をイラッとさせるのだろう?」

そのイラっとさせる話術がストローマン論法であるとするなら、ストローマン論法とはなんだろう?ということで調べてみました。

ストローマン論法とは?

ストローマンは、 議論 において、相手の主張を歪めて引用し、その歪められた主張に対して反論するという誤った論法、あるいはその歪められた架空の主張そのものを指す ストローマン手法、藁人形論法、案山子論法(かかし論法)ともいう。
〜中略〜
相手の意見の一部を誤解してみせたり、正しく引用することなく歪める、または一部のみを取り上げて誇大に解釈すれば、その意見に反論することは容易になる。

引用元:ストローマン – Wikipedia

以下に実例が詳しく記載されています。

宇多田ヒカルさんもモヤモヤしていたようで、過去にこんなツイートを。

Mr.ストローマン。それが橋下徹

私もずっとモヤモヤしてました。

言葉尻を捉えて「論破してやろう、貶めてやろう」と、詭弁・言いがかり・論点のすり替えなどをしてくる人の会話スタイルを端的に言い表す言葉ってないのかな?と思っていたところ、相手の話を大声で被せながら得意顔で喋るひとりの男に目がとまりました。

「いい見本がテレビに出ている。ああ、これか!」と、宇多田さん同様、妙にスッキリしました。笑

もともと橋下徹氏に関しては「目立ちたがり屋の逆張り芸人」というイメージが強かったので、話半分に聞いていた私ですが俄然興味が出てきました。

ストローマンの弱点発見!

3月6日放送の「日曜報道THE PRIME」、ゲストは自民党の高市早苗政調会長。ロシアに対する経済制裁について橋下氏が一瞬黙ったときがありました。

中国ダイスキな橋下氏はさかんに「中国に頭を下げろ、中国に譲歩しろ」と高市氏にたたみかけていました。すると高市氏は驚きを通り越し、呆れかえるように「どんな譲歩ですかぁっ〜〜???中国に対してぇぇっ〜〜???」と質問するも、橋下氏は答えられず。

そして翌週の3月13日、ゲストは櫻井よし子氏。バカの一つ覚えみたいにしつこく”政治的妥協”を繰り返す橋下氏に櫻井氏が質問しました。

「“政治的妥協”って、例えばウクライナはどうやって妥協するんですか?」

橋下氏、目を泳がせながら無言。このあたりは動画で見るとわかりやすいです。

ド直球の質問に弱い

上記二つの例は橋下氏をディスりたいからではありません。

ストローマン論法を使って論破してやろうという人は、目の前の相手を言い負かすこと・論破することにだけに意識が向くから別角度からのふいの質問に弱い。つまりディフェンスに弱いのだと教えてくれる好例だと思ったからです。ありがとう、橋下君。

以前似たようなことがありました。自己愛に粘着され、私の言葉尻を捉えて言いがかりをつけられたときのこと。

会議中それまで全く別の話をしていたのに、切り取ったワードを勝手に湾曲していきなり人格攻撃。

「今までの話題と何か関係があるのですか?」

私のこのひとことで相手は答えられず。慌てふためいてました。

そのできごとを思い出したのです。当時はこれがストローマンの手法とは知らずに咄嗟に取った行動でしたが、後に橋下氏の例を見て確信しました。

挑発されてもそれに釣られず「今はその話をしてない」という、ごく真っ当で冷静な反応をしたのがよかったみたいです。高市氏、桜井氏も内心呆れつつもそうでしたから。

それ以来橋下氏の言動を見るにつけ、私に粘着していた自己愛女と実によく似てるものだと感心します。

“論破”したいがために頭に血が上り、乱暴なこじつけで自分のペースに持ち込もうとする一方的な人は、”討論”というスタイルで対応する人が苦手。つまり双方向でなされる会話のキャッチボールが続かないということ。

あれれ?討論番組なのにそれでいいのかな?橋下君。

邪道には正攻法が功を成す

さて邪悪な意志を持って言葉尻を切り取り論破しようと、「ストローマン論法」という反則技に出てくる人への対応ですが、論点のすり替えをさせないように正攻法で軌道修正するしかありません。

論点をすり替えようとしたら「今はその話をしていません」、言葉尻を切り取られたら「私が言いたかったことは◯◯です」とハッキリ伝える。

次に「なぜ?」「どうして?」「具体案は?」というシンプルな質問を畳み掛ける。

ストローマン論法を好んで使う卑怯な人は、このツーステップで口をつぐむはずです。なぜなら脳内小学生並みの幼稚さなので、応用が効かないからです。それを橋下徹氏が教えてくれました。ありがとう、橋下君。

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蒼 じゅりあ
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