ジャンポケ・斉藤慎二さんがいじめ被害者の声を代弁「一生忘れない。一生恨んでいる。」

    ジャンポケ・斉藤慎二さんがいじめ被害者の声を代弁「一生忘れない。一生恨んでいる。」
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    以下はジャングルポケット・斉藤慎二さんが学生時代に受けたいじめ被害の記事。

    「一生忘れない。一生恨んでいる。」——これが全てを言い表してます。

    小学校3年生から中学まで、ひどいいじめを受けてきた斉藤さん。いじめで受けた傷は治らない。被害者はトラウマを抱え、忘れたくても忘れられないのに、人の心をズタズタにした当の本人は一瞬で忘れてしまう。

    これこそコトの重さを理解してない証で、被害者にしてみれば「覚えてない」というのも神経を逆撫でされる要因のひとつです。

    いじめた側は「みんなもやってるし」を言いわけに、ごく軽い気持ち、面白半分、なんかムカつく、ストレス解消、その場のノリ……そんな程度でしょう。

    斉藤さんの場合も“クラスで一番背が低い”という些細な理由でいじめられたのだから、理由なんてあってないようなものです。

    加害者はいじめそのものを楽しんでいるから、いじめるための理由なんて後付けでなんとでも言えるし、永遠に恨まれ続けるようなことをしでかした自覚がないからかんたんに忘れます。

    でもやられた側は違います。心に受けた傷ははかり知れません。「人を呪わば穴二つ」を覚悟の上で一生恨み続ける、そんな心境だと思います。

    Contents

    いじめ天国日本

    いじめの罪深さをほんの少しでもいいから理解してほしいと願いますが、現状のままではまず無理です。

    時と場所を変えれば立派な犯罪なのに、「学校だから・未成年だから」という理由だけで「いじめ」の三文字でかんたんに片付けられ、その結果いじめを受けた側が泣き寝入りして不登校になったり、転校したり、最悪の場合は命を落としたり……

    そうなってもなお「いじめはなかった」としらばっくれて隠蔽しまくる学校。

    まずは「いじめは犯罪」という認識と加害者への厳罰が必要です。

    いじめ加害者が100%悪い

    「いじめられる側にも非がある」的な対応をした斉藤さんの担任も最低最悪。

    先生に相談すると、「それは斉藤くんに理由があるのかもしれないね。だから、みんなはひと言ずつ斉藤くんの悪いところを言っていこう」と言った。児童30人が一列になり、全員に悪口を言われた。半分以上の児童が「死ね」。先生はぼーっと見ていて、時には笑っている。

    いじめは、いじめる側が100%悪いのにこの対応。先生しか頼る人がいないのにこの対応。担任も加わった葬式ごっこ事件を思い出しました。

    いくら昔の教師はつるし上げが好きとはいえ、被害者と加害者の区別もつかないのだろうか?

    二重三重に傷つくだけでなく、こんなのがあるから「いじめを受けるのは恥・カッコ悪い」という意識が芽生え、恥の文化が根強い日本では、被害者はますます声を挙げづらくなるだけで、結果、いつまで経ってもいじめ天国が続くのです。

    いじめっ子を長いこと甘やかしておくとロクなことはありません。誰かをいじめてもお咎めなし。「とことん懲りる」という思いをしないままに成長すれば、どんどん図に乗って自分の行動には責任が伴うことを理解しなくなります。だから大人になってまで

    「久しぶり。いじめのやつ記事で見たんだけど、いじめてる側に俺って入ってる?」
    確認の連絡だった。中心となっていじめていた人物だった。
    「家族ができたから、名前を出さないでくれ」
    謝ることは一切なかった。

    という、恥知らずなクズに成り下がるのです。

    蒼 じゅりあ

    それにしてもダサい。数の力を借りて陰湿ないじめをしておきながら、今頃になってビビってるただの小心者。

    ついでに言えば、慌ててそんな電話をかけたとしても、斉藤さんが公にしなかったとしても、優秀なネットの特定班はすでに学校名を明かしています。いずれ主犯と担任を探し出すでしょう。同級生だって当然わかっているだろうし、地元では周知の事実となるでしょう。

    被害者が堂々と声をあげやすい風潮を作ることがだいじ

    屈辱的な体験談を明かすのはとても勇気がいりますが、被害にあった当事者の体験談はとても貴重です。

    被害者なんだからもっともっと声をあげていいし、それは被害者として当然の権利です。

    少なくとも「いじめるヤツがカウンセリングが必要なレベルのあたおか」だと広く浸透すれば、いじめ被害者はもっと声をあげやすくなるはずです。

    最近はこういった動きが少しずつ活発になってますね。良いことです。

    記憶に新しいところでは秀岳館サッカー部の暴行問題。映画界のセクハラ問題。西原恵理子氏の娘さんによる毒親告発。人気ユーチューバー・無課金さんに相談していじめ問題を改善に向かわせた例もあります。

    いずれもSNSが発達してる世の中だからこそ成し得たこと。これはネット社会の利点で、告発したから問題を浮き彫りにできたいい例です。これを逆に言えば、これだけSNSが発達してる世の中で、後々まで恨みを買うようなことはしない方がいいです。

    教育システムの見直しも必要

    日本式の道徳頼りの「いじめを無くそう」ではなく、「いじめはあるもの」という前提で対処するアメリカの公立校。加害者にはきちんと罰を与え、暴力には警察の介入をして対処しているようです。

    いじめは人の動きが少ない狭い世界で起こるのがほとんど。同じメンツで過ごせば、必ず上下関係(スクールカースト)ができて、イジメが始まります。

    だから最初からそういうものだと割り切って「大勢の人が集まれば、中には気が合わない人や苦手な人がいても仕方がない。自分の心を偽ってまで、みんなと仲良くする必要はない」という前提に立って考えるのはぜったいに必要だし、同じメンツで固定するのを避けるのは、いじめが起きやすい条件を減らす上でもっとも合理的な対処法だと言えます。

    その上で、「『嫌いだから』という理由だけで数の力を借りて、よってたかっていじめをするようなダサいことをしてはダメ。もしそれをやったら厳しいペナルティがある。10年後、20年後、幸せな家庭を築いててもある日突然予期せぬ形でどん底に突き落とされるかもしれない。他人をいじめるなら、そういう覚悟を持て」というのをきちんと教えれば、陰湿ないじめは今よりは改善していくのではないでしょうか。

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    ジャンポケ・斉藤慎二さんがいじめ被害者の声を代弁「一生忘れない。一生恨んでいる。」

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