桜が咲きだしてから、毎日のように桜の写真を撮り続けています。
今年は記録的な暖かさと例年になく絶好のお花見日和に恵まれたはいいけど、見頃がわずか5日ほど。本当にあっという間で「花の命は短くて」とはよく言ったものです。
私が住んでいる多摩地域は都内より少し遅れて満開となり、いちばんきれいだったのが先週木曜日から週末にかけての4日間ほど。今日あたりは花吹雪でかなり散ってました。
名残惜しいけど2018年の桜は見納めですね。あとは自分が北上するしかありません。せっかくなので、今年撮った写真を何枚かアップします。
今年の桜を写真でどうぞ!
若かりし頃のお花見の記憶
私は若い頃は桜にはあまり興味がなくて、もちろん咲いていればきれいだなとは思ったけど、わざわざ桜を見るだけのために出かけることもなかったし、第一仕事が忙しくて、花の時期に合わせて出かけるという、そんな余裕もなかったのね。お酒も飲まなかったし。
ただ一度だけ、本当にきれいだなと思ったのは、田舎の叔父夫婦が上京したとき、みんなでドライブに行った多摩湖の桜を見に行ったことがありました。そのとき「桜ってこんなにきれいなんだ」と、心が揺さぶられたのを今でも鮮明に覚えています。平日だったからそれほど混雑してなくて、満開の桜を心ゆくまで楽しんだ記憶があります。
あれは確か、20代前半だったかな?
「もう一度行ってみたいお花見スポットはどこ?」と尋ねられたら、迷わず「多摩湖」と答えるでしょう。ついでに年も当時に戻りたいけど。
20代って他にも楽しいことはたくさんあるから、お花見を楽しみにするという感じではなくて、季節に関係のない行事、例えば仲間内でテニスにハマったり、バーベキューを楽しんだり、みたいなことばかりして遊んでました。
花見を楽しめるようになったのは結婚してから
やがて友人にそれぞれ彼氏・彼女ができると、そっちの付き合いが忙しくなり、そうこうしているうちに結婚・出産ラッシュ。子育ても含め、それらが一段落した30代後半くらいから仲間内でお花見をするようになったというワケ。
私もちょうどその頃自分の家を持ち、犬を飼うようになってから毎年欠かさずワンコ連れで桜のきれいな公園に出かけるようになったけど、もし飼ってなければ、今ほど桜見物を楽しむことはしなかったかも。
桜の季節に歴史を感じる
それ以来、桜の時期に感じたことや、その時期にあったことを記憶の片隅に刻むようになりました。「この年の桜はこの人と見たけど、今はもういない」とか。「あの時に、無邪気に走り回っていた子が、今はもう大学生か」とか。「うちの愛犬の散歩デビューはお花見だったな」とか。
だから、桜の季節のことだけはしっかり覚えている。
そんな我が家の愛犬も12歳と9歳。毎年桜の開花を楽しみにしているけど、「あと何年一緒に見られるだろう」なんてことも考えます。
以下は今年のお花見の一コマ。
一年でも多く、そしてできるだけたくさん、家族でお花見ができることを祈ってます。以上、オチもなんにもない、とりとめのないただの独り言でした。
追記 : 日記にオチはいらない。