Essay

迷ったら一週間だけ離れてみよう

迷ったら一週間だけ離れてみよう

「仕事や人間関係に疲れた、今の環境が本当に自分に合っているのだろうか?」

人は常に順調とは限りません。心に迷いが出てくると、ふと「このままでいいのか」と、自分に問いかけたくなるのでは?

私も少し前からあることがきっかけで、そんな悩みを抱えてました。

でも、今すぐに環境を変える勇気もなく、惰性でそれまでの生活を続けていました。でもこれではいけないと、思い切って一週間だけその場から離れてみることにしました。

すると、自分の心がはっきりと見えてきました。戻らなくてもいいなと。というより戻りたくない離れたいと、腹が決まりました。

よく「迷ったら突き進め」という人がいます。でもこの経験を通して、迷ったときほど”そこ”から距離を置いたほうが、自分の正直な気持ちが見えてくると確信したのです。ただし見極め期間は一週間。その理由を以下でお話します。

一週間は、未練を計る時期

迷ったら一週間だけ離れてみよう
一週間が過ぎて、翌日行くのが楽しみに感じるか、憂鬱に感じるか?

「たった」一週間と感じるか、「もう」一週間と感じるか?

私は「憂鬱」だったし、「もう」と感じました。その事柄が、一時期は生活の一部で、離れたら生きていけないと思ってたし、生涯続けたいライフワークくらいに感じてたのに…。要は気持ちが離れてしまったのです。それがはっきりと見えてきました。

でもそういうのは、その中にいるとわからないのです。だから一定期間、離れる必要があるのです。

ではなぜ一週間なのか?

正直な気持ちと向き合うなら、一週間もあれば十分です。

一週間経っても答えが出ないグレーゾーンなら、答えが出るまで続けた方がいいです。中途半端な状態で、むりやり白黒つけるようなことをしたら、絶対に後悔しますから。

でも一週間でスパッと答えが出たのなら、それ以前に気持ちがとっくに離れていたということ。一週間で答えが出る、リトマス試験紙のようなものです。

その判定が一週間で出ているのに、そこに目もくれずひと月、二月、半年と、いつか結果が変わるのではないかと決断を長引かせることの方が時間のムダです。そこに目をくれようとしないところが、その人の未練なのです。

最後に

人は迷った時々で、立ち止まってじっくり考える時間が絶対に必要。

なのに「迷ったら突き進め」というのは、一昔前の、なにかにつけて根性論で片付ける体育会系の名残りのような気がしてなりません。海図のない航海、目的地のない旅のようなものです。

根性で自分の気持ちは見えてきません。そこから離れることでしか見えないのなら、それは決して逃げではありません。いや、逃げでもいい。それなら勇気を持って逃げる決断をしてみてください。

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蒼 じゅりあ
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サイト名の「Un Jour」とは、フランス語で「ある一日」という意味です。日々の記録・エッセイをまったりと綴っていきます。