これはうまい!『らーめん にじいろ』完成度の高さに脱帽

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    八王子の西の外れに昨年オープンした「らーめん にじいろ」に行ってきました。

    以前この近くを車で通りかかったとき、「えっ?ここに店を出す?」と思ったのは、場所が駅から遠いことと、すぐ目の前に超人気店である「味幸」さんがあること。

    「果たしてこの場所で流行るのかな?」と、そのときは車でスッーと通り過ぎてしまったけれど、やっぱり気になる「らーめん にじいろ」。

    「超人気店のすぐ近くに出店するのは、それだけ自信があるからに違いない!」

    そんな期待に胸を踊らせての初訪問です。

    参考

    場所はJR・京王高尾駅からバスで20分。バス停は「上小田野」。
    また公共の乗り物を使うよりも、「圏央道・八王子西インター」がいちばん近いので、車で来店した方が便利です。ナビを設定するときは「スーパーアルプス恩方店もしくは多摩信用金庫・恩方支店」を目的地にしてください。

    Contents

    モダンでシンブルな店構え

    店の入口はいたってシンプル。

    手作りと思われる木の看板があるだけ。ラーメン店というより、こじんまりとしたカフェのような雰囲気です。これなら女性が一人でもぶらりと立ち寄れそうです。

    カウンター席のみの店内。中に入ってみると意外と広く、8席分用意されてはいますが、かなりゆったりと座れます。カウンターも高さがあるため、他のお客さんの顔が見えにくくなっていて、これなら落ち着いて食事ができそうです。

    しかも清潔。私は新しい店に行く時、まず厨房をチェックします。見てください、このピカピカに磨き上げられた厨房のステンレス。

    流れるBGMはジャズ。この斜め前にある「味幸」さんはド演歌が流れているので、「かなり対照的だなぁ」と、思わずニヤリ。

    絶品。箸が止まらない

    店に着いたのは11時を少し過ぎた頃。まず入り口付近に設置してある食券機で食券を買います。

    私は味玉醤油らーめん。夫は味玉塩らーめんを注文。ちば醤油、九条ネギ、春よ恋など高級食材を使っていながらともに750円と、ごく平均的な八王子価格です。

    この日の第一号の客は私たちで、他に先客はいませんでした。

    カウンターに座ると「らーめん にじいろ」のウンチクが…。

    体に優しいらーめん

    目に飛び込んできたのは「体に優しいラーメン」…。

    実は私、前日が新年会で、たらふく飲んだり食べたりしていたので、この日も朝から胃もたれ気味。あまりお腹が空いてない状態だったので、どのくらい体に優しいのかをを試すにはもってこいのコンディションです。

    待つこと数分。運ばれてきたにじいろのらーめんがコチラです。(写真上が醤油。下が塩)

    一口スープを飲んでみると、まず和風テイストの、煮干しの香りを感じました。

    かといって「オラオラ、煮干しだぞ!」と、ガンガンと主張してくるのではなく、ほっと落ち着けるあたたかさ。前日にお酒を飲んで、すっかり冷え切っていた内蔵に染み渡る、優しく、ほっとするぬくもりを感じます。

    全体的に塩味は控えめ。高齢者にも安心してオススメできる、本当に上品な味付けです。

    そして麺。これがチョー美味しい。北海道産の高級小麦・「春よ恋」の全粒粉で作った自家製麺です。

    細いながらしっかりとした歯ごたえがあります。オーナーは大和麺学校出身とのこと。

    食べ始めたらもう、箸が止まらない。前日の胃もたれが、ここのらーめんを食べたことですっかり完治した感じ。これなら毎日でも食べられそう。

    「なにこれ。体に優しい割には中毒性があるじゃない」

    途中、夫がオーダーした塩らーめんもお味見。こちらは鶏ガラ・魚介・煮干しなど、スープに使った出汁の風味をよりハッキリと感じられる仕上がりです。

    トッピングされているそれぞれの品も、店主の揺るぎないこだわりを感じます。

    難を言うなら穂先メンマがあまりにも美味しかったので、プラス100円くらいでメンマ増量にしてくれたらもっといいのに…、といったところ。

    あっという間に完食。本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。

    幸せな気分になれる「にじいろ」のラーメン

    ラーメンは慌ただしく食べるイメージがありますが、にじいろはどちらかといえばゆったりとしたスペースなので、居心地は満点です。笑顔の接客も二重丸。

    東京郊外の八王子。そのさらに郊外にある「にじいろ」。場所は駅から離れているので、確かに不便です。

    でもにじいろの完成度はかなり高いです。これが都内の一等地なら、すぐに行列店になるはずです。なのでこの近くに住む人たちには嬉しい出店だと感じました。

    店名の由来は「虹を見ると幸せになれる」という伝説からですが、心も体もポカポカして、食べただけで幸せな気分になる「にじいろ」のラーメンでした。

    「らーめん にじいろ」店舗情報

    住所 東京都八王子市西寺方町67-4
    営業時間 11:00~15:00
    休日 月曜日
    禁煙・喫煙 店内完全禁煙
    駐車場 店舗反対側に2台分あり

    「らーめん にじいろ」を食べログでチェックしよう!

    ついでに立ち寄りたい八王子西エリア・「高尾もいいけど陣馬もね」

    さてここからは余談。八王子は高尾山が有名なので、どうしても陣馬街道に位置するこの恩方エリアはあまり注目されません。

    でもせっかくここまで足を運ぶなのなら、にじいろのラーメンだけを食べてとんぼ返りするのはもったいない。ぜひご一緒に立ち寄ってほしいスポットがいくつかあるので、ついでにご紹介しておきます。

    高尾ビールおんがたブルワリー&ボトルショップ (TAKAO BEER Co.)

    今、注目されているのが高尾ビール。「高尾ビール」とのネーミングですが、実は陣馬山付近がマイクロブルワリーの拠点です。

    金・土の正午から日没まで(冬は17:00まで)生ビールの有料試飲が楽しめます。もちろん飲酒運転はNGです。公共の乗り物で行く時のみコースに入れてみてください。らーめん にじいろからでも徒歩圏内です。

    「高尾ビールおんがたブルワリー&ボトルショップ」を食べログでチェックしよう!

    天然酵母パンの「グルヌイユ」

    週3日のみの営業。しかも八王子の外れ。でありながら、遠方からわざわざ足を運んで買いにくる人が後を絶たない「グルヌイユ」。

    場所は八王子西インター近くになるので、こちらは車で来る方にオススメします。

    「グルヌイユ」を食べログでチェックしよう!

    「高尾の森わくわくビレッジ」

    こちらも車での移動がオススメです。元は高校だった建物なので、敷地内は広く、年間を通じて様々なイベントが用意されています。

    以下の写真は、以前私が「高尾の森わくわくビレッジ」を利用した時に施設内のカフェ・「ろんたん」で予約して、用意していただいたお食事です。

    にじいろでらーめんを食べて、さらにお食事というのはさすがに無理だとは思いますが、ろんたんのお食事もなかなかのものだったので、ついでにご紹介しておきます。何かの折に利用してみてはいかが?

    最後に

    「らーめん にじいろ」の紹介のみならず、どんどん横道にそれて、とうとう最後は八王子北西部の紹介ページになってしまいました。

    またステキなお店及び、口コミで広めたいエリアがあったら、このブログでどんどんご紹介していきます。以上です。

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