女性が多いコミニュティには必ずいるであろう、他人の粗探しが趣味という人。
「あいつ、ちょっと気に入らない」レベルの感情を正当化するために、他人の行動をつぶさに監視した上で、ミスとも言えないどうでもいいレベルの些細なミスを見つけ出し、それを大げさにあげつらって相手を排除しようと躍起になる人が近くにいると、そのコミニュティはとてもギスギスして居心地が悪いものになります。
人に言わせる陰湿な手口
私がかつて所属していた女性ばかりのコミニュティにもそんな要注意人物が何人かいました。
その中でも特にA子のやり口は陰湿そのもの。まるで自警団みたいなやり方でした。
事細かに観察して得た「ターゲットを責め立てるためのネタ」をこっそり第三者(B子)に伝えた上で、「B子さんから注意して」と念押しし、自分が言いたいことを他人に言わせるように仕向けていきます。
親切から不機嫌へ
その言いくるめ方が実に巧妙で、B子をコントロールして便利に使おうという魂胆をひた隠し、表面的にはどこまでも親身なふりを装いながらB子に接近。
最初のうちは遠回しにやんわりとした雑談からスタート。
親切心という名の過干渉、気遣いという体の詮索を繰り返し、次第に不機嫌な態度を出しながら相手(B子)の方が気を遣って察してくれるのを待ちます。
周りから責められたくない、嫌な性格だと思われたくないからはっきりと主張するのは控えたい。でも自分の意見は通したいからA子はこのような手法を取るのです。
すっかり言いくるめられたB子は利用されてるとも知らず、自分は正しいことを言ってるつもりになってるから「正義の鉄槌」とばかり、強気でターゲットを攻め立てます。いかにも正義中毒らしい態度。ドーパミン出まくりでしょう。
その様子を少し離れた場所から満足そうに眺めるA子。他人を利用して気に入らない相手にダメージを与えるのがA子の密かな楽しみゆえ、決して表立ってしゃしゃり出てくることはありません。
しかし少し賢い人なら影で操ってるのはA子だとかんたんに見抜きます。
なぜならA子は「嫌なことを他人に言わせる常習犯」ゆえ、身近な人は何度も利用されてきたので、巻き込まれたことがある人はすぐにピンときます。
とはいえ、できることなら利用される前に気づいた方が賢いですよね。
ちょっと性格が悪いというレベルをはるかに超えたA子の陰湿さに対処する方法はあるのでしょうか。
人に言わせる人への対処法
過去、実は私も何度かA子にひっかかりそうになりましたが、ことなきを得ました。
その返答方法を以下でお伝えします。
「◯◯さんにあなたから言って」と言われたとき、私はこう答えました。
また別の機会ではこう答えました。
知らぬ存ぜぬを貫いたおかげでこれ以降、A子は私に話を振ることがなくなり、別の人に接近しました。それがB子です。
自分の頭で考える能力がないB子は、今のところは嬉々としてA子の指示に従い、正義の鉄槌を与えるヒーロー気分に浸ってます。
しかし自分の言いたいことを他人に言わせようとする人は、「他人は使い捨てがきくコマの一つ」程度にしか思っていないので、何かトラブルが勃発し、部が悪くなればあっさり切り捨てます。
そうならないためにも、深い関わりを持たないのはもちろん、いくつかの返答パターンを用意しておくことをオススメします。
返答例
返答例
- 「◯◯さん(ターゲット)をここに連れてきましょうか?」と脅す
- 「そんな細かいことばかり言ってると嫌われるわよ!」とチクリ
- 「私、鈍感だからよくわからない」ととぼけ通す
- 「そんなに重要なこと?」と逆質問
責任を負いたくない人への対処法としてもっとも有効なのは、「私は他人の責任まで背負うつもりはありません。自分が言いたいことは自分の口で言ってください」という態度を明確にすることです。
人を利用しようとする人にいい顔をする必要はありません。鈍感力を発揮して上手に逃げましょう。