「痩せた?太った?」人の外見を挨拶がわりにする人の特徴と心理

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    「いるいる、こんな人!」と思いつつ読んだのが以下の記事。

    「1個だけ言いたい。あれだけやめてほしい。コメントで『あれ、太りましたか?』ってめっちゃ来るんだけど」と切り出した。

    体形をめぐる声に対し、ギャル曽根さんは「太ってんのよ!その確認なに?って前から思ってた」と本音をぶつける。

    最近では男性から女性に対して体型や外見の指摘をするのは立派なセクハラといった認識が定着したせいか、面と向かって言う人はさすがに少ないと思います。

    しかし、女性同士だとそうではないようで。

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    挨拶がわりの外見チェックって一体ナニ?

    私の知り合いにもこんな人がいます。

    古い友人と何年かぶりに顔を合わせると、「懐かしい〜、お久しぶり」でもなく、「元気だった?今、どうしてる?」でもなく、上から下まで相手の体をサラリと眺めて開口いちばん「痩せた?」or「太った?」と、謎の上から目線 & 質問スタイルで体型チェックをする女。

    それ以外のコミュニケーションの取り方を知らないのか、すでに癖になっています。なので誰に対してもこんな調子です。

    ホントに、「なんの確認?なんでそんな質問に答える必要ある?」ですよね。「親しき仲にも礼儀あり」って言葉、知らないのかしら。

    この手のタイプって一体どういう心理なんでしょう。

    以下、心理や特徴についてお話しを進めていきます。

    無自覚のマウント

    私の知り合いを例にとれば、彼女は誰に対しても必ず相手の容姿(特に体型)を批評します。お決まりのセレモニーのように、毎回、必ずです。

    これを逆に言えば、その人自身が外見や体重管理に並々ならぬ強いこだわりがある証。それなりに美容に関心が高く、外見磨きも頑張っているようなので、そこそこ自信もあるのでしょう。

    その人なりの女性としての価値観がそこだから、他人にも厳しいチェックの目を向けてマウント攻撃を仕掛けているのだと想像します。

    面と向かって言う必要のない容姿の話題をあえて口にするのもそのためで、「痩せた?太った?」からの、途中ゴニャゴニャとした会話を経て、最終的に「いくつになってもスタイルを維持しているワタシ、どーよ」に持ち込みたいのかも。

    本人はきっと無自覚で、だからこそ悪気もないのでしょうけど、あまり品が良いとは言えませんよね。

    意識が昭和で止まってる

    昭和の時代は思ったことをそのまま口にすることが「気の置けない、なんでも言い合える仲」という感覚がありました。今から思えば容姿や見た目のイジリだけでなく

    「彼氏、できた?」「結婚まだ?」「子供まだ?」みたいな不躾な質問は日常茶飯事で、「かなり失礼なことをよくもまぁ、平気でずけずけと言ってくれたもんだ」的なところが多々ありましたし、時代的にも毒舌キャラが流行ったりもしてました。

    しかし、令和の今は違います。

    昭和の感覚でモノ申せばたちまち炎上・一発アウトなんてザラにあるのに、なぜか昔からの友人となると意識が逆戻りするのか、そもそもアップデートができてないのか、「この話題は令和の非常識」という意識がすっぽりと欠落してしまうようです。

    悪気なく、遠慮のえの字もなく、考えなしに思ったことをそのまま口に出してしまう、そんな昭和の遺物たちが次々と問題発言を繰り返してます。

    太った・痩せたなんていうのはその最たるもので、デリカシーのかけらも感じられません。

    令和の世で、未だそんなこと口にする人がいたなら、「過去の幽霊が成仏できず、令和の世界で彷徨っているんだな」と、冷めた目で眺めてやってください。

    そもそも会話のセンスがない

    考えてみれば、久しぶりに会った人に対し、開口いちばんの「痩せた・太った」からその後の会話が盛り上がる要素はさほどありません。

    せいぜい、「それってあなたの感想でしょ?」で終わる可能性が高いか、相手を不快にさせるか、軽く受け流されるかのいずれかです。どうせ同じ感想なら「久しぶりに会えて嬉しかった」くらいのことを言えっつーの、ボケっ!

    それよりも会わない間、互いがどう暮らしていたのかの方がよほど話題としては相応しいし話も弾むと思うけど、お決まりの「痩せた・太った」しか言えない人って、ボキャブラリーが相当乏しいとしか思えません。

    特に「痩せた・太った」みたいなデリケートな部分に関して言えば、相手の年代も関係します。

    まだ相手が20代くらいの若い女の子なら、「痩せたね」はもしかしたら褒め言葉になるかもしれません。

    しかしある程度の年を重ねた相手だと「痩せた=老けた」とも受け取れるし、「健康上の問題?やつれた?くすんでる?貧相?」みたいな、マイナスのイメージにもつながりかねません。

    また元々痩せている人に対して「痩せた?」とは聞かないのが一般常識だと思っている人に「痩せた?」と聞けば、相手は「それってイヤミ?私がデブだとでも言いたいの?」と受け取るかもしれません。

    と考えると、いろんな意味で容姿に関する発言は避けた方が無難ですよね。

    しかし会話のセンスがない人は、相手の気持ちにお構いなく、場に相応しい言葉選び・話題選びができないようで、相手がどう感じるかより、自分の言いたいことにしか意識が向いてないように感じます。

    だからこの手のタイプは総じて会話が一方通行。

    相手が話してる途中でも、それを遮るように平気で口を挟んでくるし、言ってる内容も考えなしに軽く口に出してる内容ばかりだから、どこかずれてる、しかも偉そう、そんな印象を受けます。

    なのでそのような無神経な相手とは、双方向の会話は無理と諦め、「また変な雑音が聞こえてきたな」程度で、右から左に聞き流すことをオススメします。

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