顔を合わせるや否や、ため息まじりに「疲れた〜」と愚痴っぽく言う人。疲れたアピールが癖になってる人が近くにいると、こちらまで気分がどんよりしてきますよね。
「疲れた」を連発して疲れが吹き飛ぶわけでもあるまいし、何の目的があって周囲にマイナスのオーラを撒き散らすのでしょう?
そんなに周囲の運気を下げたいのでしょうか?
……と、そんなふうに思ってしまう、「疲れたアピール&ため息攻撃」ばかりして周囲を疲れさせる人への対応を考えてみました。
イラつく原因は頻度と場所の問題
現代社会では疲れてない人の方が少ないはずです。
本当に疲れてるなら「疲れたので休みます」というのは何の問題もありません。疲れた体に対する自己管理の姿勢がそこにあるからです。
一方周囲をイラっとさせるのはこの逆です。
人前で、しかも場違いなシーンで空気も読まずに疲れたアピールを頻繁に繰り返す割に、自己管理の姿勢がどこにも見当たらない人。
そういう人はいったいなにがしたいの?と思ってしまいます。
ポジィティブな空気をぶち壊すネガティブ攻撃
以下の記事に書いた人がまたやってくれました。
舞台は趣味にしているスポーツの場。
「さあ、これからがんばるぞ!」
「今日も楽しくやりましょうね」
そんな和やかな空気でスタートした練習会。
ところがしばらくすると、場のポジティブな空気をぶち壊すネガティブ攻撃が始まりました。
疲れてもうできない
先の記事にも書いたように「いつも足が痛いのね」と私に言わたことで、同じ手を使えないと学習したのか、体調悪いアピールから疲れたアピールに変わりましたが、意味合いとしては全く同じ。遅れてやってきたイヤイヤ期みたいなものです。
それだけでなく、自分がミスを連発して思うようにゲームが運ばなくなると、不貞腐れて刺々しい言葉でイヤミっぽく絡んできたり、対戦相手に文句をタラタラ言ってみたり…。
できない自分が情けなくて他人に八つ当たりするという、最もめんどくさいタイプです。
イラっときたらその場を離れる
彼女の疲れたアピールとネガティブ攻撃はすでに恒例行事なので、周囲もたいていはスルーしてます。ところがたまたま虫の居所が悪かった私はカチンときて咄嗟にこう伝えました。
私まで疲れてきたのでもう帰ります!
正直、我慢の限界でした。みんなが楽しむ場なのに、なぜ自分の不機嫌な感情を周囲に撒き散らすのでしょう?
遊びに来てるのに、なぜ不機嫌になるのでしょう?
意味がわかりません。
時には厳しめの対応も必要
想定外の私の態度に本人も相当慌てふためいたようで、後日、なぜ私が帰ったのか、その理由を聞いてきました。
私は以下のような理由を伝えました。
伝えた内容
- 空気を読めない言動であること
- その頻度が尋常ではないこと
- スポーツをやれば疲れるのは当たり前
- 疲れるのが嫌ならスポーツなんてやらなきゃいい
- 聞いててイライラしたから自分の気持ちを鎮めるために帰った
これらをひと通り説明すると「私のせい?」と、納得できない様子でまだなにか言い訳したがっていましたが、その言い訳さえもう聞きたくありません。
面倒なかまってちゃんには甘やかすより突き放す方が効果的です。
「あなたが来なくなっても、こちらは全く困らない」という厳しめな態度で最後にこう伝えました。
いくら「疲れた」と言っても、実際に疲れが取れるわけではないでしょ?
それより本当に疲れているなら家で休んでれば?
頻繁に疲れたアピールをする人は自覚がない
このときの会話でわかったことがあります。
優しくされたい・特別扱いされたい・自分が中心でいたいなど、それらを察してほしいという幼稚な甘え心が周囲を不愉快にさせていることに対する自覚のなさと、体調悪いアピール・疲れたアピールがすでに癖になっていることに、本人がまったく気づいてないことです。
無自覚である以上自覚させない限り、この迷惑行為は永遠に続きます。今までがずっとそうでしたから。
でも今回はっきり伝えたことで、ほんの少しは改善されるかもしれません。あまり期待はしていませんが、少なくとも私の前ではしなくなるでしょう。
「甘えが通用しない相手」ということくらいはわかったはずですから。
実は自分の本心から逃げている
なぜこれほどまでに体調悪いアピール・疲れたアピールを繰り返すのか、その理由もわかってます。
彼女は別の人にこう伝えていたそうです。
みんな上手だからキツいのよ。
本当は辞めたいの……
通常このスポーツをする人は、みな上手い人と練習したがるのに彼女は逆です。
周囲が上手い人ばかりだと「あんな上手い人、来なければいいのに」から始まり、「いくら上手くても人間性は私の方が上」と負け惜しみを言った挙句、「もうイヤだ、辞めたい」などと愚痴ってるそうです。
ところが「辞めたい」と言いながら実際には辞めません。体調悪いアピール、疲れたアピールなど、ありとあらゆる言い訳を重ねながらせっせと通ってきます。
その理由は、「みんなより実力は劣るけど、私を仲間だと認めて」の一心から。
でも表立ってそれを言うのはプライドが許さないので見苦しい言いわけに走るのです。
僻みっぽい人は余裕がない
コンプレックスのかたまりで僻みっぽい彼女を見ていると、弱い犬が防御に転じた時の姿を連想します。なにもされてないのに毛を逆立てて、歯を剥き出して必死に威嚇しているあの姿です。
自己肯定感の低さ・歪んだ承認欲求と、自分で自分を卑下することがどれほど周囲をイラつかせ、やる気を削いでいくのか、交友関係においてどれほどマイナスに働くのかも想像できないほど余裕がないのかもしれません。
早い話が迷惑行為の常習犯。その性格は直らないので、いちいち怒ってたら身が持たないとわかっていたからずっと我慢してきましたが、怒るべきときには怒ることも必要です。
そうでないとこちらの身が持ちません。
この手のタイプに悩まされているそこのあなた。時にはガツンと言ってやってください。相手を直すためではなく、自分の心の健康のために。意外とスッキリしますよ。