嫌な仕事から逃げるズルい人の特徴

    嫌な仕事から逃げるズルい人の特徴
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    地域・職場・学校のPTA、趣味のサークルなど、どこに属しても面倒な仕事は回ってきます。仕事ならそれも含めての給料と割り切れますが、趣味のサークルは完全なボランティアなので、面倒な仕事の押し付け合いは日常茶飯事です。

    なぜそうなってしまうのでしょう。

    それは、面倒なことは後輩・新人がやって当たり前(当然感謝などしない)。楽な仕事や美味しいとこ取りするのは先輩の特権になってしまっているからです。

    最初のうちは真面目にやっても次第にバカバカしくなり、やがてズルい先輩の手口だけを覚えて同じことを再現する人間のなんと多いことか。

    この記事ではそんなズルい人に共通する特徴をご紹介します。

    Contents

    毎年恒例の風物詩

    ここからは私個人の話をします。現在約40人ほどが在籍する、女性ばかりのスポーツサークルに属しています。そこでの役員決めが毎年悩みのタネです。

    流れをざっくりご紹介します。

    10月に入ると次年度の役員候補を決める会議を開きます。

    その内容を12月の臨時総会で内定し、年度末の総会で全部員たちから正式な承認を得て次年度の新役員に引き継ぐというのが大雑把な流れです。

    選出会議で名前が出た次期候補者に対しては、12月の臨時総会までにみんなで説得する仕事もあります。

    もちろんすんなりとはいきません。ゴネる人、泣き出す人、一旦は受けると言ってもドタキャンする人など、その段階からトラブル続きで人間関係にヒビが入るような事態に発展することも珍しくありません。

    必ずといっていいほど揉めごとの原因になるのは、仕事を持っている人と時間に余裕がある人とのズレです。

    専業主婦が多いクラブなので、仕事をしている人は毎年肩身の狭い思いをしています。

    「あの人は仕事を理由に(クラブに)何年もいるのに役を何もしない」から始まり、やがて「役をやらない人はズルい」という空気が強くなり、果ては「役をやらない人、許すまじ!みんなで攻撃だ!」となるのが毎年恒例の風物詩。

    いや風物詩なんて優雅なものではありません。最後には涙目になる人も出てくるほどの熾烈なサバイバルゲーム、あるいは公開処刑という感じです。

    今までさんざんやったから

    一度役を受けた人はもう強気です。鼻息荒く、「私は今までさんざんやったから」を連呼します。それが伝家の宝刀であると思いこんでるみたいで、なんとかの一つ覚えのようにそのフレーズを繰り返します。

    年だから

    長年いればさんざんやったのは当たり前。在籍する以上、何もしなくていい理由にはなりません。仮に一度も役を受けてないとしても、今仕事や子育てで忙しい人に無理に押し付けず、その人ができる状況になるまでの間、できる人ができることをやって繋げばいいだけ。

    それを伝えると「もう年だから」と、弱々しく逃げます。それまで強気で騒いでたくせに。

    どこまでも自分に甘く、人に厳しい

    面倒な役が回ってきそうになると「うちのおばあちゃんがもうすぐ死にそうだ〜」を何年も繰り返して逃げ続ける人がいます。でもそのおばあちゃん、実はピンピンしながら何年もしぶとく生き続けています。

    自分は平気でそうしているのに、候補に上がった人が「来年は子供の受験だから終わるまで待ってくれ」と言えば、「母親が受験するわけじゃないクセして」と毒づきます。でも自分は平気で孫の用事を理由に逃げることがよくあります。母親でもないクセして。

    このように自分に甘く、他人に厳しい典型。自分のことは棚に上げて忘れる思考。それに加え、年齢を重ねた人にありがちなズルさと口だけ達者という無駄な能力をフル発揮し、ヤンヤヤンヤと好き勝手なことを言うからやり玉に上がった人はたまったものではありません。

    身勝手な人がのさばれる環境が問題

    若い人と年配者とでは、趣味への向き合い方・考え方・時間の配分は全く違います。

    年配者はもう残された時間がないし、他に行くアテもない。時間も自由に使えてクラブでも大きな顔ができる。だから自分にとって居心地のいい環境を必死で守ろうとします。

    一方若い人にとっては家庭が第一、次が仕事。趣味は一番最後に位置するもので、趣味のスポーツなんて将来いくらでもできるから、仕事や家庭の用事があればクラブを休むのは当たり前と思ってます。当然ながら練習以外のお付き合いは無理だし、そもそも不要なものと考えてます。

    「それもその人の考え方」と、個の考えを認めればいいのに、ガンとして認めようとしないのが「世界は自分を基準に回ってる」と思い込んでいる年配者。(それを許す環境も問題大アリですが…)

    アマチュアスポーツの世界は実力よりも年功序列の意識が高い縦社会ゆえ、この傾向は特に強いです。

    いい環境というのは悪い人が居づらくなって辞めるのに、現実には将来有望な若い人が次々と辞めていってます。

    その結果趣味の世界も少子高齢化が進み、無駄に元気なバアさんだらけになるのです。

    私がもし年を理由にして面倒な仕事から逃げようとするようになったら、そのときは潔く辞めますね。みっともないもの。

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