今はキャッシュレス決済の戦国時代。どれを使ったらいいのかと迷っている方も多いのではないですか?
実は私も昨年の暮あたりから極力現金を使わずに過ごす生活を続けてきました。
キャッシュレスと一口に言ってもクレジット、電子マネー、スマホのコード決済が軒並み増えてきて、実に多くの支払い方法があります。
最初は何を使えばいいのやらと手探り状態で試行錯誤してきました。でもようやく自分なりの支払い方法を見いだし、現金を持ち歩かない生活がすっかり定着してきました。
目下ぶっちぎりでLINE Payがトップ
今、どのような決済方法しているのかをご説明します。
ネット上の決済は全てkyashです。なぜネットのみかといえば、まだプラスチックのリアルカードが届かないからです。今、VISAプリペイドのkyashリアルカードがとても人気らしく、申し込んでからひと月以上経つけどなしのつぶてです。忘れ去られているのかしら?
公共料金の支払いはクレジットカードです。これは特に目新しくもないので、説明は割愛します。
セブンイレブンはナナコです。でも時たま利用するだけのコンビニでポイントを貯めるのはかなり難しく、いい方法はないものかと思案中です。
セブンイレブン以外のコンビニではLINE Payのコード決済を利用してます。
近所にウエルシアもあるので、昨日まで開催されていた「Pay特キャンペーン」には喜んで参加しました。先日の「PayPay祭り」を冷ややかに見ていた私ですが、すぐ近くに利用する場があると、つい乗せられてしまいますね。米・冷食・カップ麺・調味料・コーヒーなど確実に使うものを数千円ほど購入しました。還元が楽しみです。
スーパー・及びその他生活全般ではLINE Payカードを使ってます。電子マネーが使えない店やコード決済ができない店でも、JCB加盟店であればLINE Payカードは使えるので、LINEのポイントがザクザク貯まります。
番外編として、kyashと紐づけた楽天Payも使えるようにはしてあります。しかし今のところ私の生活圏内では使える店があまりなく、ほとんど活用できてない状態です。これはもうしばらく様子見です。
Apple PayにはSuicaとDカードプリペイドを入れていますが、こちらもごくたまーに、程度の利用頻度ゆえ、Suicaはともかく、Dカードプリペイドについても様子見です。
そんなわけで今のところ、圧倒的にLINE Payの使用頻度が高いです。今後kyashリアルカードが届いたとしても、いつも利用するウエルシアが楽天Payには対応してないため、今のところは楽天ペイの出番よりLINE Payの比重が圧倒的に高いです。
スピーディーかつスマートな支払いが魅力
さて、私がキャッシュレス生活をしてみようと思ったきっかけについてお話します。ちょうとその頃「PayPay祭り」が話題になっていましたよね。でもそれとは全く関係はなく、見知らぬおばちゃんたちのおかげです。
とあるファミレスのレジで、おばちゃんの集団がレジ前でもめておりました。「私が払うわ」「いいえ、とんでもない。今回は私に払わせて」という、誰が払うの払わないのでもめてました。
その後ろにはレジ待ちの客がズラリ。私もイライラしながらそのやり取りを眺めていた一人です。
ほどなくしてようやく「誰が支払うか問題」に決着がついたようです。どうするのかと眺めていたら、きっちり割り勘になったようです。
ところが次なる問題が勃発。一人が代表して支払えばいいものをそのおばちゃんたち、一人ずつレジに並んで支払いを始めました。嫌な予感が走ったのは言うまでもありません。予想どおりスムーズにはいきません。
レジで「○○円です」と言われてから慌てて「あれ?どこだっけ?」と、バックの中から財布を探す人あり。中には札入れと小銭入れを別にしているおばちゃんあり。やっと探し出した小銭入れの中から少しでも端数を出さないようにと、1円玉、5円玉、10円玉と、一生懸命数える執念は凄まじいのなんの。
あれほど「私が出す」と騒いでいた人がレジの支払い後、「1円の狂いも許さないぞ」とばかり、レシートを食い入るようにチェックしたりして。
それを見て、つくづくスマートじゃないよなぁと。レジ係の人も仕事とはいえ、本当に大変だよなぁと思ったのです。LINE Payを使えば、割り勘も送金もあっという間に完了するというのに…。
人のことは言えない
「あんな風にはなりたくない!」
いや、でも待てよ、私も少し前は似たりよったりだったかも…。
以前数人でデニーズに行ったとき、その中の一人が10%Offのクーポンを出してきたはいいけど、計算ですったもんだしたことがあります。
「合計から10%を引いて、それに消費税をかけると一人分はいくら?」という難問をさらにややこしくしているのは、一人一人のオーダーが全部バラバラだから。
なんとか自分の支払い分が計算できたとしても、今度は「おつりある?」「誰か1000円崩せる?」で、ひと悶着。1円単位のおつりまでキッチリ計算しますからね。それはもう、大変です。
みんなが払ったら払ったで、小銭だらけの集計額を「一、十、百、千」と数えるレジ係のご苦労はいかばかりかとお察し申し上げます。
みんなでデニーズに行った帰りは、その計算で確実に5分は時間を無駄にしているこの姿を、傍から見た人も同じように「スマートじゃない」と思ったことでしょう。
そんなわけで少しずつ自分の支払い方法を見直していったのです。
以前は現金の使用比率が圧倒的に高かった私ですが、LINE Payのコード決済とラインペイカードの導入で、現金の出番は劇的に減っていきました。
キャッシュレスのいいところ
キャッシュレス決済をメインにした生活の気軽さは、言葉では言い尽くせません。
小銭をジャラジャラしなくていい。ポイントカードもスマホに入れたので、財布もスッキリ。薄型の財布でも買おうかな、なんて思うくらいです。
それに手持ちの現金が少なくなっても、各項目にチャージしてあるので全く不安にはなりません。
おかげで最近は財布にあまり現金を入れてなくても、iPhoneとLINE Payカードさえあれば安心という意識になり、iPhoneだけを持って出かけることが増えたのに対し、銀行に出かける機会がグーンと減ったように感じます。
行きつけのラーメン店や個人商店はまだ無理ですが、スーパーなど日々の買い物で最も多く利用する店舗でLINE Payカードが使えるのは嬉しい限りです。それに利用記録が残るので、家計簿代わりにもなりますから。
今後の目標は現金を使わない、スマホだけの日帰り旅。今年中には必ず実現します。