このブログに毎日記事を上げている傍らで、最近始めたのがメインブログのメンテナンス。
5年以上運営していると、記事数だけは多いのですが、その全てが読まれているわけでなく、日の目を見ないゴミ記事も増えていきます。
「ゴミ記事を放置しておくのは、SEOの観点でもマイナスだ。どんどん削除しろ」と言ってる人もいます。でももしかしたら、ゴミの中から宝が生まれる可能性だってなきにしもあらず。
記事削除はかんたんだけど、それは最終手段。削除する前に、再生することを試みてもいいのでは?と思って取り掛かりました。以下、私がやったことをご紹介します。
再生記事専用のカテゴリーを作る
まずは記事の整理。アナリティクスで読まれてない記事を洗い出し、ほとんど検索流入のない過去記事をNOINDEXにすることから始めました。
同時にそれを片っ端から、過去記事専用に作ったカテゴリーに放り込みます。ワードプレスには「未分類」というカテゴリーがあります。未分類は全く使ってないので、それを編集してカテゴリータイトルを「過去記事」にしました。
膨大な記事数がある場合、ダッシュボードの「投稿一覧」から編集するより「カテゴリー」画面から編集していったほうが、はるかに仕事は楽です。
特定のカテゴリーを非表示にしたい
その「過去記事」カテゴリーを表示したくない場合は「Advanced Category Excluder」というプラグインがオススメです。ウィジェット、アーカイブページ、トップページや検索結果など、多岐に渡って細かな設定ができます。
最初はプラグインを使いたくないからと、function.phpにコードを書き込んだのですが、私はうまくいきませんでした。何が悪いのか、いまだよくわかってません。
カテゴリー「未分類」削除する方法
ここでひとつ補足、というか余談です。
「未分類」はカテゴリー設定画面で、編集はできても削除できないと思っていませんか?
かんたんにできます。ワードプレスのデフォルト設定が「未分類」になっているから削除できないのです。だからそれを変えてあげればいいのです。
管理画面→設定→投稿設定と進み、投稿用カテゴリーの初期設定を別のカテゴリーに変えて「変更を保存」。次に投稿→カテゴリーに進むと、それまでなかったチェックボックスが表示されます。
この未分類がじゃまだから削除したいという方は、ご参考までに。
下書きはどうなの?
読まれたくないなら下書きにしておけば?と言う人もいますが、記事数が少ないならそれもアリです。
でも私の場合、メンテナンス用の記事数が多すぎて、新規記事の下書きとメンテナンス用の下書きが混ざってしまうため、その方法は見送りました。
それにしても初期の頃の文章って……
昨日一日かけてやったのがここまでです。2013年頃から始めたメインブログ、記事数はかなりの数に及び、それに比例するかのように読まれてない記事も多いわけです。長くやっていると方向性が変わってきて、雰囲気に合わないものも出てきます。それらを含めると、なんと100記事以上ありました。
全て再生可能とは思っていません。そのような低品質の記事を残すメリットは全くないので、大半は削除せざるを得ないでしょう。不良在庫のようなものですからね。
でもやっぱりその時は一生懸命書いたものだから、活かせるものは活かしたいと思う反面、今読み返してみると、まぁ酷いもんだと呆れます。自分で読んでも何だかわからないものを、他人が読んだらもっとわからない。そんな記事も数多くありました。
あとはリライトあるのみ
そう思えるようになったことが自分の成長の証だと、自分に都合よく考えて、前向きにゴミ記事、過去記事のリライトに取り組んでいきます。伸びしろが見込める記事を厳選して、タイトルやキーワードの見直しなど、細かい作業が山のようにあります。
でもブログ運営は、ただ記事を書くだけでなく、メンテナンスがだいじ。それらをコツコツ続けることが、より深い愛着に繋がるのではないでしょうか。