目下プッツン女優の不倫問題が巷を賑わせています。他人のことなので楽しく拝見しておりますが、報道のとおりなら「すごいバイタリティーだよな」と、ただただ敬服します。
こんな恋愛体質の女、実際にいますよね。ここまで酷くはないけど、私の知り合いにも似たような人がいます。
結婚・離婚を繰り返す同級生
彼女(以降Aとします)と数年ぶりに会ったのは高校のクラス会。
在学中はそんなにパッとしなかったAでしたが、久しぶりに見る彼女はすっかり垢抜け、フェロモン全開。
うわー、なんだかずいぶん雰囲気が変わったなー
Aの口から語られる内容に、またまたびっくり。
- 2度離婚して3回結婚したこと
- 3人の娘はみな父親が違うこと
- 3回ともデキ婚だったこと
- 離婚から次の結婚までのペースが異常に早いこと
「ということは、別れる時にはもう次の男がいるのー?」となり、どう言葉を返していいものやら。
なんだかんだ言ってもみんなゲスな話がダイスキ。「高校の時は目立たなかったのに、この人、こんな感じだった?」みたいな話で盛り上がったのは言うまでもなく、それはそれは、楽しいクラス会でした。
恋愛至上主義の女
それ以降、Aはたびたび私たちの集まりに顔を出すようになり、少しずつ人物像がわかってきました。
人物像
- 典型的な恋愛体質で、最も結婚に向かない
- でも悪いのは別れた相手、自分は絶対に悪くない
- 男性からチヤホヤされたい、場の中心でいたい願望が強い
- そのためにはかなり強引な手法を使う
- 恋愛・結婚以外でも図々しくて非常識なのに、自分は常に正しいと信じてる
- 男性に見せる顔と女性に見せる顔はまったく違う
- 具体的には男性には上目遣い。女性には上から目線
- 狙いをつけた相手をゲットするまで、フットワークはとても軽く、とことん尽くす
- ただし飽きるのも早い
- 思い通りにならないと露骨に不機嫌な顔をする
次第にAの相手をするのはごく一部の男子だけとなり、コロナ禍もあって次第に顔を合わせる機会が減っていきました。
安定は退屈
そんな折、久しぶりにAの噂を聞きました。
少し前にカレシができて、その人に今、夢中だそう。自慢げに恋バナを語ってたとか。
夜な夜な昭和チックなスナックに出入りしているうちにママさんに気に入られ、そこを手伝うようになって、今では店の切り盛りをすっかり任されるまでになったという話は知ってました。
「そのママさん。軒先貸して母家を取られるんじゃない?」なんて冗談めかして言ってましたが、彼女ならそれもあり得る。自分が「こうしたい」と思ったら、どんな手でも使う人ですから。
でもまさか、客として来ている人に入れ上げるとは…。ようやるわ。
3度目の結婚は珍しく長続きしてるなと思っていました。でも、それでめでたしとならないのが恋愛体質の女。
今どき離婚も不倫も珍しくないし、それも含めてその人の人生なので、他人がどうこう言う問題でないことは百も承知。
だとしても、2度離婚して3回目の結婚に踏み切るなら、今度こそ長続きさせようとなるだろうとふつうは考えるでしょう、ふつうは。
でもそれは一般人の感覚で、彼女は違うようです。長続きしたらしたで安定した生活に物足りなさを感じ、刺激を求めて飲み屋に足を運ぶようになる、それが彼女。
なぜ飲み屋かといえば、歴代のご主人がいずれも飲み屋で知り合った人だから。要は男をゲットした成功体験が飲み屋なので、刺激が欲しくなると夜な夜な飲み屋に足を運ぶというワケ。
そうでなければ家庭を持つ母親が、飲み屋に入り浸ることなんてしませんよ。
せめてもの救いは、私たちの仲間内で色恋沙汰にならずにすんだこと。
彼らもAの男好きを熟知していて、それなりのお誘いがあってもスルーしてくれました。そのおかげでAが去った今、元通りの平和が蘇ってきたのです。
恋愛体質の女の末路
不倫の是非を今さらどうのこうのと言うつもりはありません。何回結婚しようと自由です。
ただ刺激を求めて次から次へと男を求める体質なら、最初から結婚という形態に拘らず、子どもを持つこともせず、ずっとフリーの身で恋愛を楽しめばいいと個人的に思っています。別れた相手が全て悪いと言う人は特に。
それでもどうしても恋愛をしたいのなら、今の結婚生活を終わらせてから恋愛すればいいと思ってます。
そう遠くない将来、今のご主人にバレて、修羅場の末に3度目の離婚に至るものと想像してます。
その先に何が待ち受けているのかまでは考えてないでしょう。恋愛体質の女は物事へのハードルが低い割には先のことを考える能力が根本的に欠けてますから。
今はまだきれいだからチヤホヤしてくれる物好きな男がいるかもしれません。でも年を重ねればそうはいきません。
芸能人なら恋愛遍歴は芸の肥やしとなるかもしれません。
でも芸能人とは違う一般人なら、「恋多き女」は手軽にやらせてくれそうな遊びの対象・ただの尻軽女でしかありません。
若いうちならともかく、40過ぎたらシャレにもなりません。
家族にも見捨てられ、友だちからも呆れられる。
年を重ねれば重ねるほど、この先Aに待ち受ける現実は、かなり厳しいものになるでしょう。