人間関係を楽にする「7・2・1の法則」

    人間関係を楽にする「7・2・1の法則」
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    ビジネスの場でたびたび登場する「7・2・1の法則」。これを人間関係に当てはめてみると、人付き合いがとても楽になります。以下のツイートをごらんください。

    Contents

    人間関係の悪化で孤独になる理由

    どうしても仲良くなれない人がいたり、人間関係のトラブルに巻き込まれたりすると、人はつい孤独感に包まれます。

    特にトラブルになった相手が同じグループの人だと、もう最悪。自分一人が暗闇の中に放り込まれた気分になります。

    その理由は、トラブルを抱えて気持ちが落ち込んでいることに加え、トラブった相手が親しくしている人まで自分の敵に見えてくるからです。

    でも実際はそうではなく「7・2・1の法則」どおりであることがほとんどです。それを知らないでいると、たった1人のために残りの9人を避けるようになり、どんどん孤立してしまいます。

    ゆとりを持つことがだいじ

    逆に言えば、今この法則を知った段階で、あなたの方がずっと有利だと言えます。だって相手もきっと同じ心境になっているはずですから、法則を知った分だけあなたの方にゆとりがあることになります。

    だからまず心を落ち着かせ、「距離を置くのはたった1人」と自分に言い聞かせ、残りの9人とはそれまでどおりの交流を心がけましょう。

    「7・2・1の法則」の、無関心な「7人」の取り扱い

    「あなたのことが好きな2人」に関しては、説明する必要もないので省略します。問題は、無関心な「7」の取扱い。これを失敗すると、あなたが孤立してしまいます。

    もしあなたが無関心な「7人」の立場なら、「自分ならどうするか?」と「何が困るか」を考えてみてください。いくら同じグループ内とはいえ、好んで他人のトラブルに首を突っ込みたいとは思いませんよね?

    少なくとも私はそうです。そこまで他人のトラブルには興味もないし「ああ、なんか揉めてるんだな」程度で、余計な口出しはもちろん、どちらかに味方することもしません。

    自分と何のトラブルもなければ、多くの人はこんなスタンスを保つはずです。「無関心な7人のことは気にし過ぎず」というのはそんな理由です。

    無関心な「7人」に対する注意事項

    ここでひとつ気をつけないといけないことがあります。嫌いな「1人」を孤立させるために、無関心な「7人」を自分の味方につけようとしてはいけません。下手すればそれが原因で、あなたが孤立するかもしれません。

    無関心な人にとって、自分がトラブルに巻き込まれるのは大迷惑な話です。なので無関心な人には無関心なまま、それまでと同じように当たり障りなく接することだけを心がけましょう。

    無関心な「7人」の目を利用する

    さてここからは私の体験談。

    少し前にグループ内の1人とトラブルになり、最悪な気分になってました。グループ内の人、全てが敵に見えて、勝手に避けようとしていました。当然孤独感にも苛まれていました。

    でもよくよく気をつけて見ていると、グループ内の他の人の態度は、以前とまったく変わらず。「7・2・1の法則」どおりであることに気づいたのです。トラブルになった相手だけはことあるごとに牙をむき出していましたけど(笑)

    牙をむき出していたのは、この記事に書いた人です。

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    ここに書いた「みんなの前」というのは、無関心な「7人」です。上記のとおり、相手が取った行動(自分から積極的に無関心な「7人」を味方につけるような行動)は、マイナスに働きます。きっと「7・2・1の法則」を知らない分だけ相手に焦りが出たのだと思います。

    この手のタイプは、無関心な「7人」が自分に加勢してくれないと落ち込みます。そこをうまく利用するのもアリですね。

    一方私が取った行動(無関心な「7人」の目を利用する)は、プラスに働きました。

    孤立の道を選んではいけない

    このように無関心な「7人」の目を利用するためにも、たった1人のために、あなたが孤立してはいけないのです。それまでどおり堂々としていれば、やがて相手の人間性に周囲が気づいていくはずです。

    「たった1人に嫌われても、どうってことない」くらいにドーンと構えていましょう。いずれ時が解決します。

    人間関係を楽にする「7・2・1の法則」

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