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東京都が発表した「新型コロナウイルス・区市町村別感染者数」で思うこと

東京都が発表した「新型コロナウイルス・区市町村別感染者数」で思うこと

4月1日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い東京都は区市町村別の感染者数を公表しました。以下は4月14日発表のものですが、日々発表されるのはこのような内容です。

【参考】(第199報)新型コロナウイルスに関連した患者の発生について

区市町村別の感染者数が出されると「近くで感染した人がいる!いよいよ感染リスクがすぐそこに?」と、不安になってしまいます。

感染者数より感染率

しかし現段階では検査数が圧倒的に少なく、日々の検査数もよくわからず、検査をしたその日に結果が出るわけでもなく、仮に東京都内に居住している人であっても他の道府県で検査をした場合の数字はここに含まれることもなく、あくまでも、東京都内で検査をして出された数字がこの表に載るだけです。

毎日報告されている「感染者数」だって、本当に感染した人の数ではなくて、「PCR検査で陽性になった人の数」でしかありません。それにPCR検査の精度だって100%というわけでもないのです。

新型コロナウイルス感染者数が各自治体で何人といっても、各自の行動履歴や自治体の面積・人口なども影響します。昼の人口と夜の人口の違いも考慮せねばなりません。

素人である私たちがこの数字を知ったところでどうなるものでもありません。せいぜい各自の危機意識を高める目的ならアリかもしれません。でも本当に細かい数字を把握すればいいのは、感染症対策の専門家や医療の分野にいる人たちです。

なので素人である私たちは、日々出される数字に振り回されせず、自分ができることを粛々と、ただ粛々と行うのみです。

数字だけを鵜呑みにしないで

不安を煽るメディアが多いだけに、毎日夕方に発表される感染者数を知って憂鬱な気分になる方も多いのではないですか?

しかし上記のような理由から、時差も誤差もあるこの数字だけを頼りに、わずか一日単位で町田市や日野市、昭島市などで「新型コロナの感染者が昨日よりも何人増えた、どこの自治体で何人減った」と一喜一憂するのはナンセンスどころか、数字を神経質に追い求めるあまり、感染者に対するプライバシーの侵害及び風評被害等を生む恐れがあります。

逆に「瑞穂町や日の出町はまだ感染者がいないから大丈夫だ」という油断を生んでしまう可能性は、なきにしもあらず。

また自粛による効果が出たとして、数字が下がったとしましょう。でもそれで油断をして人々が外に出始めたらどうなるのでしょう?

大昔のスペイン風邪も第二波のほうが死人は多かったわけで、数字が下がったことが収束ではなく、新型コロナに対する治療法が確立したことが真の収束なのです。だから素人にとって、数字はさほど大きな意味を持ちません。

いちばんの敵は不安

そんなわけでこの数字は大まかな目安程度にとどめておくことをオススメします。そうでないと心がヤラれてしまいます。免疫力を高めるために、まずは心の健康を保ちましょう。

買い占めもコロナ疎開も、すべて不安に対する人々の反応です。不安を煽る情報は極力シャットアウトしましょうね。

この記事に例として挙げた町名は記事執筆当時のものです。

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蒼 じゅりあ
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サイト名の「Un Jour」とは、フランス語で「ある一日」という意味です。日々の記録・エッセイをまったりと綴っていきます。

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