口さえ開けば「暑い」しか出ない今年の酷暑。23日は東京・青梅でも40度を超えたそうで、私が暮らす八王子でも最高気温は38度を超えました。
連日の危険な暑さを受けて、「炎天下でのイベントは、見る人も、やる人も危険」として、全国各地で続々とイベントの中止が発表されています。

上記の記事にも書いたとおり、京都では祇園祭の花傘巡行が中止。サッカー公式戦が中止。プールの使用を中止など、各方面で続々と中止や予定変更を発表しています。この暑さを災害と認識して、ようやく暑さ対策に本気で向き合うようになってきました。
それでも今の段階では、「雨で中止になった例はあるが、暑さで中止になるのは異例」とあるように、まだまだ暑さを理由にした中止は異例の扱いです。だからこそ、こうした決定に対して人々は「英断」という評価をしています。
でも今後はこれが英断ではなく、災害である以上「ごくあたりまえの判断」になることを願います。世の中全体がそうなっていかないと、「前例がない」という理由だけで強行する人たちの意識は永遠に変わらないでしょう。
これは私たちも同じです。「夏といえばプール」というくらい、プールは夏の定番レジャーです。
私も子供の頃は、プールで遊ぶのがとても楽しみでした。その意識をそのまま持ち越して「夏休みこそ、おもいっきりプールに入りたい!」なんて、今の時代は自殺行為です。暑い夏こそ思いっきり水の中で遊びたいなんて、愚の骨頂もいいところ。直射日光をモロに浴びるプールこそ危険と認識しなければ、楽しいレジャーは台無しです。
このように、かつて定番だったものを一つ一つ見直していかないと、熱帯化した日本の夏は乗り越えられそうにありません。
平成最後の夏。そろそろ日本も、熱帯地方の過ごし方を本気で参考にする時期に来ているようです。
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