Essay

感情的な人と無難に接するコツ

感情的な人と無難に接するコツ

「キレる」というよりも、「突然スイッチが入る」という表現がしっくり来る感情的な人について。

誰の目から見ても「なんでこんなことで?」という些細なキーワードに反応して、いきなりスイッチが入ったかのように突然怒り出す姿を目の前で見たとき、こういう人を刺激しないように、無難に接するコツを学んでおく必要があると判断しました。

和やかな打ち上げが一転

軽い飲み会がありました。先輩・後輩入り乱れての打ち上げの会。お酒が進むにつれ、今考えていることや、ちょっとした自分の悩みを先輩に話したりして、それに対して優しく励ましてもらったりして、とても和やかな会。

そんな折、もうひとりの先輩が、どのキーワードに反応したのかは忘れたけどいきなり怒り出したのです。

「10年前、あなた私になんて言ったか覚えてる?こんなひどいことを私に言ったのよ!」から始まり、これでもかとばかり過去の話を持ち出して、話しているうちに自分の言葉でどんどん興奮して、目をカッと見開きながら早口でまくしたてる、たてる。

早口すぎて何を言ってるのか、途中で聞き取れなくなる有様。こうなるともう、手がつけられません。

関係者一同、わけがわからず

その時の状況は、私を挟んで二人の先輩同士が言った・言わないの応酬をする中、真ん中に座ってた私はただオロオロするばかり。

私は10年前は在籍してないので、わけが分からず。なじられたもうひとりの先輩も、そんな大昔のことはすっかり忘れているからわけが分からず。

怒り狂っている約一名を除き、その場に居合わせた面々は、頭の中がはてなマークでいっぱい。

なんとかその場をなだめようとする私を尻目に、他のメンバーは触らぬ神になんとやらを決めこみ別の話題で盛り上がろうとするも、シラッとして盛り上がりきれず。

こうして楽しい飲み会は台無しになったのです。

悪い人ではないけれど…

責め立てられたその先輩は、とても気配りのできる、本当に優しい人です。仮に10年前に(その人にとって)気に障ることだったとしても、それは悪く解釈したのかな?と思わせるくらい常識的だし、人に気を使う人です。

そして怒り狂っていたもうひとりの先輩も、たまーにそういう傾向は見受けられるけど、冷静にしている時はとても面倒見のいい先輩です。

少なくとも意図的に人を陥れるとか、意地が悪いとか、腹黒いとか、そういう邪悪なタイプではありません。

ちょっと難しいところはあるけど、扱い方次第ではそんなに悪い人ではないと私は思ってます。ただ損なところのある人だな、くらいの認識。

でも私以外の、付き合いの長い人たちからは嫌われています。

それは知っているけど、私には優しく接してくれるし、よく面倒も見てくれるので、私はふつうに接してきました。一応先輩だし。

ただ目の前でそんな光景を見てしまうと、やはり感情的な人の取り扱いをしっかり考えておく必要があるかもなと、今、そう考えているところです。

どこに地雷があったの?

怒り出す前の会話も思い出してみました。

酔っていたから思い出せないのではなく、思い出せないくらい無難な話だったと記憶してます。だから地雷キーワードがなんだったのかが全くわからないのです。

それでも自分なりに考えてみました。

キーワードは単なる呼び水。その時の会話がどうのというより、何かのキーワードに反応して過去の不満が一気に出てしまったようです。つまり責め立てられた先輩は、八つ当たりをされただけ。

それだけを取り上げればブチ切れた彼女に非があります。

でも彼女をそうさせてしまった周囲に全く問題がないかといえば、答えはNO。この世には、100%正しくて、100%間違っている人はいないからです。

興奮させない接し方

「そういう人もいるんだ」で片付けるのはかんたんだけど、まくしたてる様子が「私をわかって」と必死に訴えているように見えました。

想像だけど今まで周りから理解されなくて、仲間に入れてもらえなくて、人間関係がギクシャクしてばかりで、内心はとても寂しがってる人。──私にはそう見えました。

「そんなのは自業自得じゃないか!」と、多くの人は言います。

でももしかしたら、そういう拒絶の態度がいちばん良くないのかも。

本人にそうしているつもりはなくても、相手にそう感じさせてしまうのもまずくて、私のように「そういうところもある人だけど、けっして悪い人ではない」という態度で別け隔てなくふつうに接するのがいいのかもしれません。嫌われて拒絶されてきた人ほど、そういった部分にはとても敏感だから。

寂しさを素直に表現できない人もいる

子供の頃、クラスに一人くらいいませんでした?

あまのじゃくゆえ本当は寂しいのに素直に表現できず、逆にもっと嫌われる態度をとってしまう子。それをこちらが理解して、拒絶の姿勢ではなく「そういう子なんだ」と割り切って接すれば、実はとても優しい子だったという、私には小学校時代にそんな同級生がひとりいたので、すぐにピンときました。

もし今後も無難に付き合っていこうとするなら、排他的な気持ちを捨てるしかなさそうです。刺激しないように腫れ物に触るような態度ではなく、平常心で。

それにしても世話の焼ける先輩だ。

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蒼 じゅりあ
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サイト名の「Un Jour」とは、フランス語で「ある一日」という意味です。日々の記録・エッセイをまったりと綴っていきます。

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