世界中で猛威を奮っている新型コロナウィルス。目下日本中が大パニックになってます。
パニック時につきものといえばデマ情報。数日前、私の元にもデマ情報が飛び込んできました。コロナウィルスは26-27度の温度で死ぬという例のアレ。
コロッと騙されるヤバさ
発信元は20人程度でやっているグループラインからで、読んだ瞬間、日本語が変なのもそうだけど「体温より低い温度で死ぬくらいなら、感染が拡大するわきゃねーだろ!」という具合に、すぐに眉唾ものだと私は感じました。
あまりにもバカバカしすぎて放置してたのですが、他のメンバーはなんて言うかと思えば
「有益な情報をありがとうございます!」と一人がいえば、別の人もすかさず「参考にします」と書き込んでくる。
マジでみんな信じてるわけ?
本気で有益な情報だと思ってるの?
私はむしろ、このほうがヤバいと思ったわけですよ。
誰ひとりとして、自分の頭で冷静に考えようとしないのかな?
デマだとわかってもなお
その後メディアを通して、「お湯を飲めばコロナは死滅する」という説はデマ情報であるとわかり、ラインの発信者は謝罪してきました。
でも下の画像の赤枠で囲ってある一文に目が釘付け。

もうね、このトンデモ信者っぷりに言葉を失いました。
デマであることさえ信じてないのかな?
素直なのか、頑固なのか、馬と鹿が合体しちゃったのか、この思考がどうにも理解ができずに悶々としたわけですよ。
パニックとは冷静になれないことを指すわけだけど、まさにそれ。
デマだとわかっていても買い占めたくなる矛盾
でもよくよく考えてみれば、巷で紙類が品切れになっている今の状態も、似たようなもの。
いくら「トイレットペーパーがなくなることはありません。デマ情報です」と呼びかけても、スーパーやドラッグストアの紙類が置かれた棚はガラガラだし、「お一人様一点限り」と制限がつけば、子供が休校になったのをいいことに、頭数稼ぎのために家族総出で買い物に来ている。混み合ったレジに子供を並ばせるなんて、休校の意味を全くなしてないことにも気づいてない。
「デマだってわかっているけど、みんなが買っているのを見ると、私も買わなきゃいけない気分になるのよ」と、言い訳しながらレジに並ぶ姿を見るにつけ、不確かな情報に踊らされる悲喜劇を垣間見る思い。このような心理を「多元的無知」というらしいけど、無知の何が厄介って、コロナウイルスより強い伝染力があること。
本当に心配しなきゃいけないポイントがズレまくりで、笑う気にもなれない。過去のオイルショックのトイレっトペーパー騒動から何も学んでないのだろうか?
デマがなくならないのは、過去を学ばないから同じことを繰り返すのだと実感した今日このごろです。
この記事のまとめ
★ 安易な情報にふりまわされず
★ 必要以上に恐れるな
★ 正しく恐れろ
★ 聞きかじり程度の内容なら聞き流せ
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