昨日は高校時代の同窓会がありました。
卒業以来、学年全体が一同に集まるのは初めて。最初はどうなることやらと思ってはいたけど、全10クラスから120名が参加し、大盛況のうちに幕を閉じました。規模の大きな同窓会を苦手としていた私ですが、今は行ってよかったと思ってます。
昔わからなかったことが発見できる
懐かしいあの顔、この顔。
あのとき尖っていたあの子もすっかりまぁるくなられてと、時の流れを感じる中にふと見つける、あの時と少しも変わらない横顔。
結局人って、そんなに変わらないんだな。
「久しぶりに会ったら、すっかり変わってがっかり!」なんて話をよく聞くけど、昔は未熟だったからわからなかったことも、大人になった今ならわかるというのはよくあること。だとしても、当時はその部分をちゃんと見てなかったからで、「今から思えばそんな部分もあったかもな」ってことの方が圧倒的に多いのだと私は思ってます。
大なり小なりその人の中にもともとそういう要素があって、良い人生を歩んできた人は良い部分が伸ばされ、もちろんその逆もある。ただそれだけのことです。
ステキな年のとり方をしていると実感した
それにしても昨日は、本当に嬉しい発見ばかりでした。
当時は寡黙で女の子となんて全く話もしなかったような人が、優しい笑顔はそのままに。社会人になって社交性を身につけたことで、今、とても楽しく会話ができる、ステキな男性になったことを発見したり。
当時とても頼りなく見えた男性が、今は立派に司会進行を務めたり。
当時はとてもクールで、なんとなく近寄りがたい雰囲気を持ってたような人も、角が取れて親しみやすくなってたり。
それぞれが良い人生を歩み、良い年のとり方をしてきたことがよーくわかりました。そんな発見をできるのが、同窓会の醍醐味ですよね。
同窓会は面倒だった
私はもともと大規模な同窓会は苦手なタイプでした。個人的に集まる方がゆっくり話ができて、気が楽だから。
私がいたクラスでは卒業の時に決めた同窓会委員が亡くなり、しかも先頭きってとりまとめをするのは面倒という人ばかりだったので、一度もクラス会を開かぬまま今に至ります。
卒業からだいぶ年数も経っているし、連絡先がわからない人も多いから、きっとこのまま永久に集まることはないだろうと思っていたし、いまさら無理に関わりを持とうとも思っていませんでした。
あまりにも時間が経ちすぎて、共通の話題がない。
そのため思い出話に花を咲かせるという気分には全くならず。やらないならやらないで良いくらいに思っていたくらいなので、同窓会を楽しみにする人の気持ちが理解できませんでした。
でも違うんですね。同窓会は、新たな魅力探しの会です。
今ではもっと早くやればよかったと思ってる
みんな本当にステキな大人になってて「この人って、こんなにステキな人だったの?」と、もっと早くから交流を持てばよかったと後悔しているくらいです。
過去に共通の話題がないなら、これから共通の話題を作っていけばいい。
顔と名前も一致しないまま、言葉も交わさず別れてきた人もいるけど、次はもっともっとみんなでゆっくりお喋りしたいと、早くも次回の集まりを楽しみにしている私です。
私のように同窓会は苦手という人はけっこう多いみたいですね。
自己顕示大会のイメージが強いからかな?
でももしかしたら、自分で苦手意識を持っていただけで、行ってみれば案外楽しいかもしれませんよ。
食わず嫌いは損をします。一度行って、それでつまらなければ、次から行かなければいいのではないでしょうか。
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